2013年12月30日月曜日

I can't get enough

「やめられない、とまらない」

 ってのは、かっぱえびせんのコマーシャルですが(不朽の名作ですね~。今でもテレビに登場してるんでしょうか?)、これにピッタリなのが、夫が言った今日の一言。夫がそもそも、この表現を言った経緯ってのが、“Hell on Wheels"っていうテレビドラマをNetflixで見出したからです。南北戦争後のネブラスカとかその辺のお話で、Union Pacific Railroadの鉄道を敷く人達のお話なんだと思います。(見てないので、内容は良くわかりません。)まあ、ウエスタンの世界で、沢山、殺人があるので、私はそんな物、見たかありません。

 でもってですね、夫はこのドラマにはまってしまったようで、シーズン3まであるというのに、金曜辺りから、毎夜毎夜、見続けているんですね。もう、マラソン状態です。で、昨日の日曜日、私達夫婦は久々に一緒に休日が取れたので、ワイナリーツアーに出かけたのですが、(この時の様子は、「ダービン家 地球を行く2」に書く予定ですので、よろしくね!)、そのワイナリーのオーナーと話している時に、この話になって、夫が言ったのが、今日の一言“I can't get enough"ってことです。説明しなくてもわかるかと思いますが、まあ、要するに、「やめられない、とまらない」って事ですね。現在進行形で常に入ってきているのに、それでも"enough"、つまり「充分」と感じられないってことです。だから、ドンドン入れなきゃいけないって状態です。で、夫の場合だったら、ずっと連続で見続けているけど、まだ「充分じゃない」、つまり「もっと見たい」って事です。

 で、そのお言葉が、「本当ね~」と思ったのが、今朝の6時。私は出勤するのに、もうそろそろ起きなきゃいけないって時間に、夫が寝室にやってきました。で、さっきまでその“Hell on Wheels"を見てたと言うのです!朝の6時まで!よっぽど、“Enough"じゃないようですね。


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2013年12月26日木曜日

I'm blushing

「赤面するわ」

 と言ったのは、もちろん私の夫ではなく、Jewel!彼女、可愛いですね~。Sing-Offっていう、アカペラコンテストの審査員として、今回、初登場しました。ではまず、その時のビデオをどうぞ!

https://www.youtube.com/watch?v=7xL4rCLXULU

司会者のニックが、突然“It Has To Be You"なんて曲を歌い出したんで、恥ずかしくって赤面しちゃうわ!ってJewelが言ったのです。「君でなければ、駄目なんだ!」なんて曲を、こんなアカペラ演奏付きで歌われたら、誰でも恥ずかしいわけで、納得の一言。でも、彼女もこの後歌い出すところを見ると、最初っから計画されていたんだと思います。

で、もう一つジュエルの歌で素敵だったのが、こちらのクリスマスソング、“Have Yourself a Merry Little Christmas"

https://www.youtube.com/watch?v=eCHMXIA6mMg&feature=youtube_gdata_player

もう、完璧じゃないですか!こんなに完璧なの、聞いた事ありません!さすがグラミー賞4回も受賞しているだけありますね~。すっかり、Jewelのファンになりました!


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2013年12月22日日曜日

You can still shovel the driveway

「それでも、ドライブウェイの雪掻きは、必要」

 昨日、雪が降りました!夜遅く帰って来た夫は、帰宅途中、2回もぶつかりそうになったと報告。やっぱ、雪道は危ないですね。それでも夫は今日、仕事に行かなければならなかったので、トラックで出勤。トラックのエンジンをかけに行った夫が家の中に入ってきて、私はてっきりドライブウェイ(ってのは、家の敷地内にあるセメント部分のこと。アメリカの家には大抵あって、そこに駐車します。いや、大きな家だったら、門から自宅までの道なんですが、我が家の前庭はそこまで大きくないので、やっぱ、駐車場です。)を雪掻きしたのかと思って、"How is the driveway?"と聞いたら、返ってきたのが、今日の一言。

 で、私、雪掻きしました!朝食前だというのに。本当に、「朝飯前」の一仕事。これまでにやった雪掻きに比べれば、まだ軽い方でしたが、結構、時間もかかり、今、腕が痛い。でも雪が凍ると、もっと大変になるから、早めにやった方が良いのよね。私が雪掻きしていたら、前の家のご主人も、雪掻きし始めました。娘さんが外に出てたんですが、きっと、初めての雪にびっくりして、なんだか怖がっていました。(きっと去年の雪は、まだ赤ちゃんだったので、覚えていなかったんでしょう。)で、彼の家の中には、その様子を見ている奥さんが。はあ、あなたは雪掻きしなくていいのね、いいわね~と思いました。でも、こうして自分で雪掻きしたドライブウェイは、近所のどこよりもきれい!すんごく自慢。こういった達成感は、お金では買えませんね~。

 ところで、“Shovel"ですが、もちろん日本語の「シャベル」と同じです。でも、これが英語では、動詞にもなるんです。「シャベルですくってどかす」ってな意味ですが、こういった状況ではわざわざ「雪」と言わなくても、「雪掻きをする」の意味になります。


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2013年12月21日土曜日

Why didn't you say so?

「それならそうと、なぜ言わぬ」

 と言われてもね~。先日、チキンエンチラーダを作りました。(こんな感じ!)家に「エンチラーダソース」っていう缶があったので、作るのはとっても簡単。チキンの胸肉と、ピーマン、玉ねぎを炒めて、それをトルティーヤラップに巻いて、エンチラーダソースをかけて、チーズをのせて、オーブンで焼いたら、できあがり!

 で、その時は夫が家に居なかったんで、まず携帯に電話したら、留守電になってました。でも、一応メッセージ残して、でもきっとしばらく気付かないだろうと思い、Facebookを通してメッセージを送りました。Facebookにメッセージが来ると、携帯が「ピッ」と音を鳴らすのです。夫の行動パターンを熟知している私は、「これで帰って来ること、間違いなし」と思って、フンフン歌いながらメールチェックしていたら、本当に3分以内にガレージドアの開く音が!早!

 あんまり早すぎたので、「なあんだ、メッセージ送んなくても、帰って来てたのか」と思って聞いてみたら、「いや、Facebook見たよ。エンチラーダ作ったんだろ?」と言うのです。どうやら、家から3分以内の場所に潜伏していたらしい。それでもって、今日の一言を言う夫。いや、ちゃんと携帯にも電話しました。それにしても、「エンチラーダ」の一言で3分以内に帰って来る夫。扱いやすいです。


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2013年12月5日木曜日

Just right!

「ちょうど、ピッタリ!」

 皆様は、「三匹のくま」というお話をご存知でしょうか?「三匹の子豚」ではございません。「三匹のくま」でございます。私自身知らなかったので、日本ではあまり馴染みの無い物語かと思いますが、アメリカでは誰もが知っているおとぎ話のようです。で、どういった経緯でこういう話になったのかは覚えていないのですが、夫が「ゴルディロックスって、知らないの?」と私に聞いてきました。私にとっては初めての名だったので、「知らない」と言うと、この「Goldilocks and The Three Bears」の始まり、始まり~!と夫が話してくれたのです。(それも、随分な演技付きで。)物語は、こんな感じです。(以下、面倒なので、Wikipediaからそのまま、あらすじを引用しました!)

女の子が森でクマの家を見つける。誰もいないので入ってみると、テーブルの上にお粥が置いてあった。1つ目のお粥は「熱すぎる」。2つ目のは「冷たすぎる」。3つ目のは「ちょうどいい」ので、全部飲んでしまう。
女の子は疲れていたので椅子に座ろうとした。1つ目の椅子は「大きすぎる」。2つ目のは「もっと大きすぎる」。3つ目のは「ちょうどいい」ので座ったが、椅子は壊れてしまった。
眠たくなったので寝室に行ってみると3つのベッドがあった。1つ目のベッドは「固すぎる」。2つ目のは「柔らかすぎる」。3つ目のは「ちょうどいい」ので、そこで寝てしまう。
クマが戻って来て、お粥は食べられ、椅子には座った痕があり、1つは壊されていて、ベッドには寝た痕があり、子グマのベッドには女の子が寝ているのを発見する。目を覚めた女の子はクマに驚き、慌てて家から逃げていった。

とまあ、こんなお話しを、夫が情感込めて話してくれたのです。で、このあらすじの中にある「ちょうどいい」ってのが、”Just right!”なのです。そして女の子の名前が「Goldilocks」という事です。でもって、この“Just right!"ってのを、やたらと強調して言っていたので、頭の中に残っていました。

 そしたら、今朝か昨日だったかにテレビを見ていた時、保険会社“Progressive"のコマーシャルに、こんなのがあるのを発見したのです!

このコマーシャルでも、“Just right!"ってのが何度も言われているので、やっぱこれはアメリカ社会に深く浸透している言葉なんだと、納得しました。未だに夫から英語を学ぶ日々です。

追伸:“Progressive"は、面白いコマーシャルを作るので、他のも見てください。




2013年12月2日月曜日

Cyber Monday

「サイバー・マンデー」

 とは、サンクスギビングの後の月曜日(つまり今日)、オンラインショッピングが大バーゲンになることです。サンクスギビングの翌日(つまり十一月の第四金曜日)がブラックフライデーで、国中が大バーゲンに狂乱するように(と言っても、近年は木曜日の夜から始まるお店もあるようですが)、サンクスギビングの後の月曜日は、アメリカ中がオンラインショッピングに明け暮れるというわけです。私は今までサイバー・マンデーをしたことが無かったのですが、今年はブラックフライデーにも行かなかったし、サイバー・マンデーに挑戦してみようかと思っていました。そこで頭に浮かんだのが、「Waki Taki」こと、トランシーバー。以前、Best Buyのオンラインをチェックした所、結構なお値段だったので、何も買わなかったのですが、Best Buy等の電化製品店は、サイバーマンデーを盛大にする傾向があるので、きっとお得商品を見つけられるだろうと思ったのです。

 で、「さあ、サイバー・マンデー、頑張るぞ!」とコンピューターを立ち上げ、今朝のニュースで言っていた通り、CyberMonday.comをチェックしていると、私の背後から「オーケー、ウォーキートーキー、ウォーキートーキー」と呟く夫の声が。

What!

なんと、夫もサイバー・マンデーで、トランシーバーを買おうとしていたのでした!(ちなみに、英語でトランシーバーって言うのは、Waki Taki らしいです。)相変わらず、私達、考えていることが同じって言うか、思考回路が似ているようです。私はこれを、夫のクリスマスプレゼントにしようと企んでいたんですがね~。

 で、なんで私達がトランシーバーを必要としているかと言うと、「ダービン家 地球を行く2」にも書いたように、私が過去に2回も自転車旅行中、道に迷ってしまったからです。(その時に模様は、http://disoko7.exblog.jp/19865160/と、http://disoko7.exblog.jp/19340227/ で、どうぞ!)で、夫に「これからは、トランシーバーが無い限り、サイクリングには行かない!」と宣言されてしまったからです。そりゃ一大事ですから、私達には、トランシーバーが必要なのです。

 で、結局、夫の方がこういう事は良くわかっているので、夫に100パーセント任せることにしました。こうして、私のサイバー・マンデー・デビューは、3分で終了してしまいました。


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2013年12月1日日曜日

His fever doesn't break

「彼は熱が下がらない」

 私の知人で、癌にかかり放射線治療を受けた人がいるのですが、副作用がキツイのか、いつも疲れているようです。最近は2週間も熱が下がらないとの事で、この件を話していた人が言った一言です。早く良くなってくれると良いのですが。


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2013年11月25日月曜日

最近思うこと

 我が家の愛犬ボジョが、11月3日に亡くなりました。とても安らかに。もうすぐ15歳だったので、犬の年齢で言えば、かなりの高齢。多分、「老衰」だったんだと思います。その日の朝は、全くいつもと同じで、朝食も全て食べ、外で遊んで、家の中に入ってきました。その前日は散歩もしたし、前々日は、散歩の最中に走り出したくらいです。その時はとってもびっくりしたのですが、今から思うと、ボジョは自分がもうすぐ死ぬのを知ってたのではないかと思います。最後に、走ってみたかったのではないかと思うのです。そして、11月3日、眠るように亡くなっていました。

 ボジョは私にとって我が子と同じで、ボジョの死によって、子供を失った母親の悲しみを理解できるようになりました。ほんの僅かな期間でしたが、ボジョの母親になれて本当に良かったと思います。

 今でも永遠に泣く事ができるし、それはずっと変わらないと思います。これから何年経っても、ボジョが亡くなったことに変わりはありません。でも、ブログを再開しようと思います。最初はそんなこともできなかったですから、少しは立ち直っているんだと思います。

 そして最近気付いたこと。それは、たとえ私がこうして書くことができなくても、世の中は回っていくものなんだなと思ったのです。このブログを1ヶ月近く更新していなくても、過去に書いた記事は読まれているのです。ふと思い立って、とうの昔に書かなくなってしまった“What a Japanese Wife Said"のクリック数をチェックしてみると、未だにこのブログを読んでいる人がいるのです。人間ってすごいなあと思いました。この地球上に、人間が生きていると思ったのは、変ですかね?「アメリカ人夫の一言」の特徴は、(What a Japanese Wife Saidも同じですが)私の日記であるのと同時に、「辞書」の役割もしていることだと思います。これは私がつくづくやって良かったと思うことです。言語を勉強している人に役に立っているんだと思います。なので更新しなくても、まだ読む人がいるんだという事に気付いたのです。だからもっと頑張らなきゃいけないと思ったのです。自分には自分の使命があるんだと。

 私は日本で生まれ育っているので、もちろん日本語が母国語で、まあ、一生涯、英語が日本語以上になるという事はないと思います。しかし、アメリカの大学を卒業し、アメリカ人の夫と一緒に生活している中で、英語と日本語の差があまりないようになりました。普段の生活で、英語は英語そのままで理解していると言ったら良いというか。例えば、全く同じ工程で作られた飲み物を、二本のボトルに分けて入れて、一本には「Coca Cola」とラベルを張り、もう一方には「コカコーラ」と書かれていても、私は両方とも同じ味として受け入れる、といった感じです。Coca Colaをわざわざ「コカコーラ」と訳さないという事です。同じように、独り言も英語で言ってます。

 たまに日本人のブログで、バイリンガルの子供を見て、「頭の中をどうやって整理するんだろうと思う」と書かれているのを読む機会がありますが、それは私、説明できますね。多分、バイリンガルの子供達は、二ヶ国語が同等に存在しているんだと思います。例えば「Thank you」と「ありがとう」の間に全く差が無く、同じように存在しているってことです。それは、文法上の構造が全く違うとか、そういう事は乗り越えて、例えばボキャブラリーが普通の人の二倍あるって感覚に近いと思います。だから、一々区別しなくても良くて、だから「整理する」必要も無いのです。「理解」すれば、どちらの言語でも構わないのです。
 
 そういう風になったのは、やっぱり夫と一緒に住み始めてからだと思います。で、バイリンガルの自分には、自分なりの使命があると思うのです。例えば「アメリカ人夫の一言」は、自分だから書けると思ったのです。英語だけでも書けないし、日本語だけでも書けない。そして読んでくれる人がいるというのは、とても有り難いこと。自分がどこかで生きていると思えることですかね。そんな感じだと思います。なので、「アメリカ人夫の一言」、再開します。


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2013年11月2日土曜日

No Shave November

「無剃りの十一月」

 またまた、なんじゃらホイな今日の表現。昨日のToday Showでやってました。なんでも、十一月に髭を剃らないことで、前立腺癌など、男性がかかる癌の認知度を高めるってのが、趣旨らしいです。そこでToday Showの男性キャストとスタッフは、十一月の一ヶ月間、髭を剃らないって事になったそうで、今回、シェービングクリームと髭剃りを、回収されてました。その時の模様は、こちらでどうぞ。

http://www.today.com/allday/matt-lauer-al-roker-willie-geist-carson-daly-wont-shave-8C11493380

 しかしですね、この「No Shave November」を私が耳にしたのは、今回が初めてでは無かったんですね。裏ブログ「ダービン家 地球を行く」を読んでいる人はご存知かもしれませんが、夫は去年の冬、髭を伸ばしてました。その時、会社でそういうイベントをやっていると言っていたのです。でも、その時は、そんな「癌の認知度を高める」なんて、たいそうな意義があるなんて全く知らず、「ああ、なんて鬱陶しい!」と、姪と一緒に毛嫌いしておりました。(姪も夫の髭が大嫌い。)それにしても、夫の会社の上司、そういった世間の風潮というか、流行に乗るのが大好きな方で、「クールなボス」を目指しているようです。

 でも、夫は髭生やすの、十一月の前からやってたように思うんですが、なんせ、去年のハロウィーンの時には既に立派な髭男になってましたからね~。(証拠は、こちら!去年のハロウィーンは伝説に残る頑張りようだったのですが、今年は夫が仕事だった事から、何もしませんでした!)でもって、今年もしっかり髭を生やしている夫。彼の場合、好きでやってるように見えるんですが。


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2013年10月26日土曜日

Redneck

「レッドネック」

 「ダービン家 地球を行く2」にも書きましたが、先日、憧れのKaty Trailを自転車で走ってきました!と言っても日帰り旅行だったので、BoonvilleとRocheportの往復で、合計31マイルちょっと(約50キロ)。途中、道に迷い、トレイル間の往復以上を走りました。アラフォーの私には、これで充分クタクタになる距離で、家に帰った夜、階段降りるのに、手摺を掴まなければならなかたほど!膝が特に痛くて、翌日歩けるか心配でした。まあ、一晩寝て、翌朝シャワーを浴びたら大分良くなって、翌日、出勤しましたが。

 で、今日のお題の「Redneck」ですが、「『アメリカ人夫の一言』も、とうとうここまで来たか」、と思うようなひどい軽蔑語ですね。なんで、むやみやたらと使うのは辞めましょう!(だったら、なんでブログに書くんだと思うかもしれませんが、「知識は力なり」で、知らないことと、知ってても使わないのとは違うからです。)アメリカ人同士が、「お前はレッドネックだ!」と言い合うのと、日本人が「お前はレッドネックだ!」とアメリカ人に言うのとは、かなり印象が違うからです。黒人のコメディーを見ていると、黒人を卑下したジョークってのは、沢山出てきます。それを聞いた観客の黒人もゲラゲラ笑っているのです。でも、これを白人がすれば、「人種差別だ!」と非難轟々なのは、間違いなし。それと同じだと思います。

 で、「レッドネック」ってのは、直訳すると「赤い首」って事です。これは、外で作業をする農民が日焼けして赤い首をしているってことなんですが、これにはもっと軽蔑的なイメージが付きまとって、「無学」とか、「貧困」とか、「田舎者」とか、その他、私には説明できないようなステレオタイプがあるのです。そのステレオタイプってのは、お上品な私には良く説明できません!(でも、そういう人を、良く目にするミズーリ州。さっき、Googleしたら、「レッドネックが多い市ランキング10」に「ミズーリ州カンザスシティ」が堂々2位に輝いていました!)

 でもってですね、なんで夫がこの「レッドネック」を口にしたかと言うと、先日のKaty Trailに話が戻るのです。Katy Trailで、私達夫婦は、アーカンソー州出身の好青年に出会いました。彼はキャンプをしながらKaty Trailを自転車旅行している若者で、ビッシリとサイクリストスーツが良く似合う方。話し方もとっても聡明で礼儀正しい方でした。で、私が撮った写真を夫に見せている時、そんな格好良い青年の後に、夫の写真が出てきて、夫が自分自身の写真を見て、「なんか、レッドネックみたいだな」と言ったのです!(爆!)

 そんなレッドネックな夫の写真が見たい方は、こちらをどうぞ!

2013年10月4日金曜日

I am a train wreck!

「自分は、救いようの無いバカだ!」

 と嘆いたのは、我が夫。前々からこの“Train Wreck”をブログに書きたいなあと思っていたのですが、昨日、旨い具合に夫が呟いてくれたので、「ラッキー!」と、本人の大変さもなんのその、100パーセント利用する妻の私。(私がブログに書いた事は、夫に内緒にしといてくだされ。)そもそも、夫がなんでこの台詞を吐いたのかと言えば、今取ってるクラスのテスト結果が散々だったからです。「あ~、こんなひどい成績で!もう、救いようが無い!」と、自分を卑下している様子です。

 で、この「train wreck」、直訳すれば、「衝突した列車の残骸」って事です。列車が衝突すれば、そりゃ一大惨事ですよね。列車には乗客がいっぱい乗れるし、そしたらそれだけ死傷者がいっぱいで、大惨事が起こるわけです。破壊した列車なんて、そりゃドラマチックな事故現場ですよ。それを、英語では、人に例えて使えるんです。「もう、ハチャメチャで、収拾しようが無い!」とか、「救いようが無い!」とか、そんなひどい有様です。状況によって訳し方は変わってくるでしょうが、要するにそんな感じです。


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2013年9月27日金曜日

Way to go!

「良くやった!」

 皆様!やりました!裏ブログ「ダービン家 地球を行く2」の方にも書きましたが、自転車で100マイル完走しました!ミズーリ州立公園である240マイルのKaty Trailを自転車で走破しようと計画を立て、新しい自転車を買ったのは、今年の3月。(その時のお話しは、こちら。)雪が5月まで降る長い冬を乗り越え、やっとサイクリングを始めたのが、今年の5月8日。その日から8回のプチ自転車旅行を経て、先日、やっと100マイル達成したのです!ミズーリ州知事が率先する「100 Missouri Miles」というプログラムに登録している私は、この100マイル走破を目標にしていました。今年中に100マイル突破すると、知事からメダルが貰えるのです!(と言っても、実際の送付をするのは、スタッフでしょうが。)

 でもって、今週の水曜日にディナーの後、暗くなっているというのに、サイクリングに繰り出した私達夫婦。前回までに走行距離は98.5マイルになってました。という事は、あとたったの1.5マイルで100マイル達成!1.5マイルってのは、自転車じゃすぐです。で、知らぬ間に100マイル達成していて、そこからさらに2マイルくらい走った暗い坂道で、記念撮影をしました!(その時の様子は、こちら。私、めっちゃ、自慢顔してます!)

 で、この時撮った写真をFacebookに載せたら、私の友人の一人がコメントしたのが、今日の一言です。サンキュー!次は200マイルに挑戦するぞ~!



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2013年9月16日月曜日

Selfie

「自分撮り」

 今朝のニュースToday Showで、聞いた言葉です。携帯等で自分の写真を撮ることらしいです。でもって、Facebook等のソーシャルミディアで公開すると、いかにもSelfieです。何でもこの言葉が辞書に載ったらしいです。(私自身は今朝まで知りませんでしたが。)夫に「Selfieって知ってる?」と聞いたら、既に知ってました。新語を教えるのは私の役目だと思ってましたが、夫が先に知っていたとは。(くやしい)もっと先取りせねば。

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2013年9月8日日曜日

That's a big statement

「そりゃ、かなりの発言だね」

 先日、話題の映画「Elysium」を見てきました。マット・デイモン主演の映画です。設定は2154年。地球は大気汚染と人口爆発のため荒廃し、貧困だらけ。その地球に見切りをつけた富裕層は、宇宙に浮かんでいるElysiumという巨大なスペースシャトルみたいな所に住んでいて、水と緑が豊かにあり、どんな病気も怪我も治してしまうマシーンを持っていて、永遠に生きていくことを可能にした生活をしているというお話し。で、地球(厳密に言うとロサンゼルス)に住んでいるマット・デイモンが演じるマックスが、仕事中、事故にあい、余命5日と宣告される。それで、何とかElysiumに行って、そのどんな病気、怪我も治してしまうマシーンの治療を受けようとするのですが、地球住民はElysiumには行けないのです。なので、密航という形になるのですが、それが命がけの危険な行為なのです。第一、その密航便に乗るのさえ、大金を払わなければならないのが現状。とまあ、いろんなことがあるのですが、この映画、殺人シーン等が綿密に描かれているんですね。音もすごいし、画像もすごい。なんか、実際に自分がその場に居るような感覚。自分が殴られて、いい気がするわけありません。こういうのを楽しむ人はいるんでしょうが、私は好きじゃありません。それで映画終了後、私が、

"My soul is tired." (魂が疲れた)

と言うと、夫が言ったのが、今日の一言。は~、疲れました。


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2013年8月31日土曜日

I got to brag about how delicious my lunch was to my coworkers

「ランチが如何にうまかったか、同僚達に自慢しちまったぜ!」

 今日、8月31日は、「国際ベーコンの日」だそうです。さっきインターネットで調べたら、「レイバーデー」の前の土曜日だそうです。(なんで、今年は8月31日。)でもって、そんなことはトンと知らなかった私ですが、夫が先日グローセリーストアに行って、ベーコン、トマト、レタスを買って来て、「これでBLTを作って欲しい」と特別リクエストがあったので、普段はあまり作らないのですが、BLTを今朝作りました。普通は食パンで作るもんですが、夫がホウレン草のトルティーヤラップも買ったので、今回は「BLTラップ」にしました。

 で、夜になって、Facebookをチェックしていると、朝のニュース番組Today Showが、「今日はInternational Bacon Dayです。あなたはどのように、お祝いする?」ってなコメントと、大きなBLTの写真を投稿しているではありませんか!私は滅多にBLTなんぞ作らないのに、ベーコンの日にBLTを作ったなんて!とタイムリーな自分に満足して、その写真をシェアしました。そしたら、夫が私のFacebookに投稿したのが、今日の一言です。そりゃあ、夫はアメリカ人ですから、BLT大好きです。BLTってのは、「ベーコン、レタス、トマト」のサンドイッチのこと。アメリカ人のベーコン好き、尋常じゃないです。で、滅多に食べられないBLTを「国際ベーコンの日」に食べられて、感動したんでしょうね。(有り難味が増すってもんです!)

 ところで、本日のポイントは、この“brag"です。「自慢する」ってな意味で、良く耳にします。


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2013年8月29日木曜日

Is it called "twerking"?

「それって、『トゥオーキング』って言う?」

 と、私に聞いたのは、アメリカ人の我が夫。前にも言いましたが、新しい言葉は、日本人の私が教えてあげるってのが、常日頃の私達。(それだけ私の方が、くだらないテレビとか、インターネットとかチェックしてるって事かもしれない。)で、今回のお題にある"twerking"。ここに綴ると、「綴り間違ってるよ」の印である赤波線が引かれます。って事は、まだ社会全般には普及していないって事です。しかし!今週に入って、やたらとテレビで騒がれているのが、この言葉!それはなぜかと言うと、Miley CyrusがMTVのミュージック・アワードで、あまりにもお下品なダンスを披露したからです!この“Twerking"ってのは、お尻を振るダンスのことらしいのですが、このマイリー・サイラスのダンスは、超下手なポルノ女優ってな感じで、はっきり言って、「変」です。観客となっていたセレブ達も、あまりにも度を過ぎるパフォーマンスに、「シラーッ」と気温が下がる反応。セクシーとか、そんなんじゃなくて、ホント、「下手!」って感じですかね。「素人が一生懸命、有名になるためにやっている」といった「悲壮感」まで漂っています。ダンスの詳細は、あまりにもお下品なので、割愛させていただきます!私が見ている朝のニュース、Today Showのウェッブサイトに、その時の全パフォーマンスがアップされているので、事実は、こちらの方でご確認ください!

http://www.today.com/entertainment/miley-cyrus-gets-embarrassingly-raunchy-vmas-8C10996038

っで、私がFacebookでこの記事を見つけて、夫に言ったら、返ってきたのが、今日の一言。アメリカ人アラフォーの夫も知らなかった新語を、今日はご紹介しました!

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2013年8月19日月曜日

What a nerd!

「オタクなやつ」

 今日も、「じゃきゃあしいわい!」な夫の一言。「ダービン家 地球を行く2」で、カンザスシティのダウンタウンの図書館に行ったことを書きましたが(その時の様子は、こちら!)、その写真はもちろん、私のFacebookにも投稿してあります。で、その写真を見ていた夫が、「図書館、好きだよね。ま~ったく、オタクだよな~」と、一人でゲラゲラ大笑いしてるんです!失礼な!私は、読書家なんです!アメリカの大学で英文科に所属していたから、あなたより遥かに沢山の英文学の本読んでるわよ!「チョーサー」なんて知らないでしょ!「シェイクスピア」のクラスだって取ったんだからね!未だに「アメリカ文学」のブッ厚い教科書、私の本棚にあるわよ!「フランクリンの自伝」なんて、読んだ事も、見たこともないでしょ!図書館好きの私がオタクなら、そりゃあ筋金入りのオタクってもんよ!


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2013年8月16日金曜日

Don't quote me on that

「自分の言ってる事を、鵜呑みにするな」

 とある友人に、電話でもう一人の友人の家への行き方を説明していた夫が言った一言です。(夫よ、口を開く度に妻がブログに書くと思え。)道順を説明していたのですが、言っていたことに自信が無くなってきて、「ちょっと待て、もう少し正しく説明するから」ってな意味だと思います。

 で、“Quote"ってのは動詞で「引用する」って意味です。“〝のマークは「Quotation mark」と呼ばれています。


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2013年8月15日木曜日

Constructive criticism

「建設的な批判」

 先日、またまたサイクリングに出かけてきました!今回は州立公園のWeston Bend State Parkです。緑豊かなとても美しいトレイルで大満足!しかし、この自転車用のトレイルが、少々私達がいつも走る距離よりも短かったのです。で、夫が「そんなに短かったら、全然良くない!」と、ブ~ブ~文句を言うので、「そんな文句ばっかり言ってたら、せっかくの計画が台無しじゃない!」と私が言うと、返ってきたのが今日の一言。いやいやあれは、文句でした。で、結局、トレイルの全部走らなかったんですよ~!文句言われる筋合い無し!再度行って、今度は川岸のトレイルを走るぞ~!

 今回の「ウエストン・ベンド州立公園」の模様は、「ダービン家 地球を行く2」に更新したので、ぜひぜひ読んでね。


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2013年8月12日月曜日

I gave them a heads-up

「前もって、言っておいた」

 昨日の朝、日曜日にしては珍しく私が自宅に居たので、夫の為に朝食を作りました!って言っても、オムレツにべーグルをトーストしただけなんだけどね。まあ、それをクリスタルガラスのアンティークっぽい皿に載せて出したら、夫はとても喜んでいました!その前日のランチには、「リフライドビーンズ」(こんなのです!)のサンドイッチを作ったんですが、それを夫が会社に持って行ったら、同僚から「すっごーい、そんなの見たこと無い!」と、羨ましがられたそうです。そこで、かなり「フフン」といい気になった妻は、日曜日のランチ用として、「チキンサラダサンドイッチ」を作りました。まあ、セロリと茹でたチキンをドレッシングとマヨネーズで和えただけなんですが、結構良い味!で、私が、「これでまた、会社の同僚全員が羨ましがるわよ!」と夫に豪語すると、なんと夫は会社の同僚の前で、ランチを食べる時に、私の言葉を公表したと言うのです!いっくらなんでも、私の言葉そのまま公表しなくても... 食べてみて、「ウッ、まずい!」って事になったら、恥ずかしいじゃないね。でも、おいしかったそうなので、良かった。

 ところで、"heads-up"って、前に書きましたっけ?書いた気がするんですが、まあ、もう一度言うと、文字通りに解釈すると、「頭を上げること」ですよね。なんで、もう少し解りやすく言うと、「えっ、と思わず頭を上げて注目したくなるようなこと」です。それを”Give"つまり「あげる」わけですから、「ここんとこ、注目した方が良いよ」と、予め言う事です。


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2013年8月9日金曜日

That's a lofty goal

「そりゃ、かなり高い目標だ」

 二の腕の美しさで有名な、ファーストレディ、ミッシェル・オバマさん。良く話題にのぼります。で、昨夜、ダンベル担いで腕の体操している時、「ミッシェル・オバマのような腕になるよう、頑張る」と夫に言うと、チラッと私を見て彼が言ったのが、今日の一言。ケッてなもんさ!


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2013年8月7日水曜日

Do you want to take a picture?

「写真、撮ったら?」

 先日、「ダービン家 地球を行く2」で、ミズーリ州ロッチェポートについて、レポートしました。ワイナリー「Les Bourgeois Vineyard」で、ワインと美味しいピクニックバスケットと、バンド演奏を楽しんだ後、ロッチェポートの町を車でゆっくり散策。その車の中で、夫の携帯が知らぬ所で、なぜか私達の会話を録音していました!ずっと以前、このブログで“Oopsy Message"ってのをご紹介しましたが、そんな感じで、本人の知らぬ間に私達の会話を録音していたのです。で、その中の一部が、今日の一言って事です。夫が私にとってはどうでも良い風景で、「写真、撮ったら?」と、やたらとうるさいのです。で、彼がその一言を言う度に、私が「ハーッ」と深いため息!私が写真を撮りたくないのは明らか。もう、二人で思いっきり笑ってしまいました!私って、こんなにため息ついてるのね。知りませんでした!しかし、リラックスした無意識の会話ってのは、どうしてこうも、滅茶苦茶なんでしょうかね?会話の中で、半分は歌っている私。訳わかりません。それで、それを全く気にしない夫。だから、私達の結婚生活が成り立つんだと思います。これからも、どうかよろしく。

ミズーリ州ロッチェポートのレポートは、こちらをどうぞ。
でもって、ミズーリ州のワイナリー、Les Bourgeois Vineyardについて知りたい方は、こちらをクリック。

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2013年7月27日土曜日

Where did she go?

「彼女は、どこへ行った?」

 この「彼女」と言うのは、恥ずかしながら、私のことでございます。先日、裏ブログ「ダービン家 地球を行く2」で発表いたしましたが、カンザス州オーバーランドパークにあるThe Indian Creek Bike and Hike Trailを夫と一緒にサイクリングしている時でした。一直線の道を20ブロックぐらい進み、133ストリートの信号が青に変わった時、私は先を走っていた夫が左に曲がったと思っていました。でも、その「左に曲がった」のは赤の他人で、夫では無かったのに、私はその同じような様相の男性の後をつけてしまったのです!本当の夫は、135ストリートで待っていたのでした。でも、私が間違った方向に行ってしまった133ストリートってのは、坂の一番上で、そこで信号待ちしていた自転車に乗った男を、私が勝手に夫だと思ってしまって、坂を越えた2ブロック下に、本当の夫が待っているのが見えなかったのです!で、その後は、他人の後を追っているとも知らず、1.5マイルくらい、全く反対方向に走ってしまいました!道に迷ってしまった事に気付いた時は、汗がたらり。

 で、夫は、私が急にいなくなってしまって、もと来た道を1マイルほど戻ったらしいのですが、私達が休憩をした場所まで戻っても私が居ないので、どこかで車に跳ねられたか、それとも誰かに誘拐されたんではないかと、心配になったそうです。で、私がこのとんでもない勘違いを、少々コメディー的にFacebookに書いたら、みんなワハハワハハと笑ってコメントを残してました!(本当は、私の人生最大とは言わないけど、結構大変な事件だったんだけどね~。)で、そのコメントの中にあった夫のコメントの一部が、今日の一言って訳です。夫のは、もっと、緊迫したコメントでしたけどね。

この時の事件は、裏ブログ「ダービン家 地球を行く2」に、もっと詳しく書いてるので、そちらの方もぜひぜひお読みくださいませ。

http://disoko7.exblog.jp/19340227/


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2013年7月21日日曜日

A Tour of Kansas City

「カンザスシティツアー」

 私の友人がFacebookに投稿していたのが、今日のお題“A Tour of Kansas City"のYouTubeビデオ。結構、笑えます!多分、このビデオに出てくる人は、コメディアンなんだと思います。仏頂面で、カンザスシティに観光に来た子連れ夫婦に、「本当のカンザスシティを見たいか?」と聞きます。そこで頷く夫婦に、ドバドバっと、カンザスシティの観光スポットを紹介するというビデオ。地元人にとっては笑えるんですね~、これが。「ウンウン、そうなのよね~」って、自分の生活を回顧するというか。“This is where our team loses."(ここが、我がチームが負ける所)という背景には、地元フットボールチーム「チーフス」のスタジアムが。確かに、チーフス、「勝ち知らず」だもんね~。でも、その他にもカンザスシティで有名なBBQのレストランなんかが出てくるので、なかなかガイドとしては良いかもと思い、ここでご紹介することにしました。では、まずビデオをご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=x2ZCddp4blY

ここに出てくるスポットは (一部、いかがわしい場所もあり、削除スポット有り!):

Kansas City Downtown Public Library (図書館)

American Jazz Museum (ジャズ博物館)

Gates BBQ (バーベキューレストラン)

Fiorella's Jack Stack Barbeque (バーベキューレストラン)
 
Oklahoma Joe's Barbeque (バーベキューレストラン)

Arthur Bryant's Barbeque (バーベキューレストラン)

Danny Edwards BLVD BBQ (バーベキューレストラン)

Sporting Club (サッカーチーム)

Chiefs Stadium (フットボールチーム)

Nelson-Atkins Museum of Art (美術館)

Power and Light District (ダウンタウンのレストラン・バーエリア)

National World War I Museum at Liberty Memorial (第一次世界大戦博物館)

Kansas City Star (地元新聞社)

Boulevard Brewing Company (ビール製造業者)

Federal Reserve Bank of Kansas City (銀行)

Kauffman Center for The Performing Art (コンサート会場・クラッシック系)

The Riot Room (コンサート会場・ヒップホップ系)

Country Club Plaza (ショッピングセンター)

Santora's Pizza (ピザ屋)

Kansas City Speedway (カーレース場)

Missie B's (ドラゥグクイーン(女装した男性)のショー)

City Market (ファーマーズマーケット)

Parisi Artisan Coffee (コーヒー屋)

The Roasterie Coffee (コーヒー屋)

Oddly Correct (コーヒー屋)

Uptown Theater (劇場)

The Midland Theatre (劇場)

Broadway Cafe (コーヒー屋)

Westport Coffeehouse (コーヒー屋)

The Westside Local (レストラン)

West Bottoms (ビジネス及びレストラン地区)


とまあ、こんな所です。私自身が知らなかったスポットも沢山有り、次回の「カンザスシティツアー」で行ってみたいと思います。


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2013年7月15日月曜日

My peace offering

「和平の為の贈り物」

 皆様、お元気でしょうか?長らく更新しておりませんでしたが、「ダービン家 地球を行く2」の方は、もう少し更新しているので、こっちの方も、よろしくね!
 
 でもって、今日の表現は、犬のボジョがあまりにも泣き叫ぶ(本当に「泣き叫ぶ」で、「鳴く」じゃないです!)ので、見かねた夫が犬のクッキーを持って来た時に言ったものです。正確に言うと、家の奥に行って、何かを持って来たので、私が「何を持って来たの?」と聞いたら、返ってきたのが、今日の表現という訳です。うちの犬は、とっても個性強いです。まるでデパートで自分が欲しい物を親が買ってくれるまで泣き叫ぶ5歳児のようです。これはきっと、2階への立ち入り禁止にしたからだと思います。最近ボジョは、めっきり年を取って、階段を使うのがかなり大変になってきました。腰や足の関節が痛むのか、階段を降りるのを嫌がるようになったのです。だから、とうとう階段を封鎖して、ボジョが上に上がってこないようにしたのです。(そしたら外に出るのに、階段使わなくてすむので、お互い楽。)でも、これがボジョにとっては、面白くないのです。「自由を剥奪されている」ように思っているのです。それで、子供のように泣き叫ぶのです。こんな状況は、決して快適ではないので、ボジョを「黙らせるために」クッキーを与えて、なだめるって訳です。それが今回の「Peace offering」。Peaceは「平和」で、Offerってのは「提供する」って動詞ですが、うしろに “ing”が付くと、名詞になって「提供物」ってな感じです。上ではお上品に、「和平の為の贈り物」と、そのままに訳しましたが、「その心は!黙らせる為の賄賂」ってな感じですかね。ちょっと文学的な表現が使いたい時に、お使いください。


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2013年6月20日木曜日

They always wind up making me feel frumpy

「ここにいるといつも、自分がダサい女と感じるようになる」

 と言ったのは夫ではなく、私が毎回見るのを楽しみにしている「Pioneer Woman」という料理番組の主役、Ree Drummond。皆様、私の裏ブログ「ダービン家 地球を行く2」で、彼女のブログがリンクされてる事、知ってました?そう、右端の「外部リンク」にある“Confessions..."って書いてあるのが、それです。彼女のブログ名、長いのでそうなるようなのですが、正式名は“Confessions of the Pioneer Woman"なんだと思います。彼女は自らを「パイオニアウーマン」と呼び、オクラホマ州のド田舎に住んでます。夫は牛を飼う大牧場オーナーのカウボーイ。広々としたオクラホマの大牧場は、美しいですね。私は彼女はとても素敵な生活スタイルを持っていると思うのですが、(こう思うのは私一人ではないはずで、その証拠に“Pioneer Woman"は、彼女の自宅で収録されます)、今回、彼女が今日の一言をブログにつぶやいたのは、仕事でニューヨークに行き、おっしゃれ~なホテルに泊まったからなんです。ではまず、彼女のブログを見てください。

http://thepioneerwoman.com/homeandgarden/

とっても現代的で若いニューヨーカーって感じのホテル。そこに泊まれば、自分も「今時の若者!」って気分になっていいはずなのに、実際は、「自分がそこにそぐわず、自分の野暮ったさが目立つ」ってな気分になると言ってるのです。上から三番目の写真がホテルの中にいるパイオニアウーマン。確かに、飛行機に乗るのに一番快適な格好で来ました!ってな感じに見えますね。

 で、今日のポイントは、“frumpy"です。「ダサい女」と、私は訳しておきました。(ダサいって、今でも言うんでしょうかね?) 「ファッショナブルじゃない」ってな意味です。え?もちっと丁寧に文法、説明しろって?じゃあ、もう少し親切になると:

Theyってのは、今回の場合、その前に言ってる「Rooms」をさしてます。"wind up"は、「~の結果となる」って意味で、日本の英語イディオム本に載ってるんじゃないでしょうか。"make"はその後の目的語(me)を「~させる」で、全部を直訳すると、「それらの部屋は、いつも私をダサい女と感じさせる結果となる」ってなところです。ね、直訳すると、意味わかんないでしょ。この辺をサラリとわかり易い日本語に訳せるかどうかが、翻訳者になれるどうかの分かれ目です!意訳する事が立派な翻訳とは言えないと私は強く思いますが、原文に引きずられた訳は、やっぱ良くないですよ。「普段、日本語を話す時、自分はこんな話し方をしているか?」と、まず考えると良いと思います。英語から日本語に訳すときは、英文を理解した上で、頭の中を日本語ベースにしましょう。「日本の領土に居ながら、川岸の英文を見る」と言った心境ですかね。(私の言ってる意味がわかればの話ですが。)

なんで、私は、「ダサい女と感じさせられた」目的語、「Me」を主語にして訳しました。「感じさせられた」より、「感じた」方が、すっきりして良いじゃないですか。長い訳は良くありません。初心者は、どうしても「全部正しく訳さなければいけない」と、意固地になりがちなんですが、そうするとカクカクした、なんだか良くわからない文になってしまいます。正直な話、「“wind up"は、わざわざ訳さなくてもいいんじゃないの?」と思ったりします。(こんな事は、うちの会社のアメリカ人には言えませんが。誤解しそうなんで。)Roomsをさしている主語のTheyも、「ここに居ると」と、副詞句っぽく訳しました。そうそう、こうした語句の役割を状況によって変える能力は、翻訳者には必要だと思います。これは私の個人的な意見ですが。これができるかできないかで、訳の質がグ~ンと変わってきます。(と、訳を数多くこなすにつれて思うようになりました。)

と、本当はこんな翻訳者講座を開くつもりじゃなかったんですが、なんかかなり意訳した気分なので、自己弁護のつもりで書いときました。


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