2012年8月31日金曜日

This seat's taken

「座ってます」

 共和党の全国大会がやっと終わりました。ハリケーン・アイザックの影響で一日延期された当大会、最終日の昨日は、ミット・ロムニーが正式に共和党からの大統領候補者ノミネートを受け入れるスピーチをしました。それがハイライトになるはずが、今朝のニュースで語られているのは、クリント・イーストウッドのとっても奇妙なスピーチのみ。彼のステージの横には、誰も座っていない椅子があり、そこにオバマ大統領が座っているという想定で、彼が(目に見えないオバマ大統領に)話しかけながらスピーチを進めると言うもの。クリント・イーストウッド、82歳と言えど、そこまでもうろくしとったんかい、ってなもんです。共和党の聴衆たちは、喜んで聞いていたのですが、その後に生中継のニュースに出演していたコメンテーター達は、皆呆れかえっていました。まあ、その様子を伝える今朝のTodayのニュース、まず見てください。

http://today.msnbc.msn.com/id/26184891/vp/48858329#48858329

 このクリント・イーストウッドのスピーチの1分後に、”Invisible Obama"という題名で、Twitterが始まり、そこには空席を指差す写真が載せられていたということ。そして「空席を指差す事」は、現在、”Eastwooding"というらしいのです。現在このTwitterのFollower数は、うなぎ上りで、なんとオバマ大統領自身も参加し、次の写真を載せました。下をクリックしてください。

http://twitter.com/BarackObama/status/241392153148915712

"This seat's taken"
「座ってます」

この感覚がいいですね~。さあ、この次はオバマ大統領の巻き返し、Democrat National Conventionです。張り切っていきましょう!!


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2012年8月23日木曜日

You will snap your fingers and I will magically show up?

「君がパチンと指を鳴らせば、僕が『あら不思議!』と、現れるってわけ?」

 はい、その通りでございます。先日、私の車を修理屋に出したことをご紹介しましたが、これは、その翌日の事。一日目は会社を休んだのですが、二日目はさすがに罪悪感を感じ、会社に行く事にしました。でも、ここはアメリカ中西部、車がなきゃどこにも行けません。なんで、夫に送ってもらう予定は、前日の夜、確約済み。それで、当日の朝、私の準備ができた時、裏庭でまだまだフェンス修復作業に励んでいる夫に、"I'm ready to go"と言うと、なんだかその態度が高飛車に見えたのか、「スナップ、スナップ」と、指を鳴らし、腰を振っている夫。どうやら、私の真似をしていたようです。(私は、そんなつもり全然無かったんだけどね~。第一、その時私、指鳴らしたりしてなかったわよ。でも、普段の態度とか人格って、にじみ出るもんなんでしょうかね~。)

 で、車で会社まで送ってくれた夫が、「帰るときは、どうするの?」と聞いた後に続いたのが、今日の一言ってわけです。実際は、「パチンと指を鳴らした」わけじゃなく、携帯に電話しました。ど~も、ありがとう!


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2012年8月21日火曜日

My hands are full

「両手がふさがっている」

 昨夜、急いでいたのでビュンビュン車を飛ばし、方向転換をするのに、舗装されていない、しかも坂になった駐車場をグルンと回ると、それまでも少々おかしいと思っていた我が愛車が、ガガガン!と悲鳴をあげました。ああ、この車もこれまでかと思いながらも、目的地に到着。家に帰る時は、なるべく静かに、障害物を避けて運転したら、何とか無事に帰宅できました。

 さてさて、会社に「今日は仕事にいけません!」のメールを出し、今朝、車修理屋へいざ出陣!夫が彼のピックアップトラックで誘導し、私がその後を静かに進行。なんとか近所の修理屋に到着しました。夫が言うには、右後ろのタイヤを繋いでいる棒が、古くなっているので、新しいのが必要との事。私もそんな気がします。なので修理屋に車を置いて、私達はピックアップトラックで帰宅しました。

 実は本題はここからで、これまでの話はどうでも良かったのですが、私自身の記録の為に書いてます。家に到着し、ピックアップトラックの後ろを見ると、ガソリンを入れる小さなタンクがあります。雨が降ったら、水が入るかもしれないし、そんなところに置いといて、誰かが見たら、持って行くか、更にまずい事には、放火魔が放火するかもしれないので、「そこに置いとかないほうが、いいんじゃない?」と私が言うと、「あ、そうだ。持ってきてくれる?僕の両手は、ふさがってるから」と言ったのが、今日の一言。確かに彼の両手には、トラックからのゴミが一杯。それは理解できるのですが、そのガソリンタンク、いっぱいだったので、私は持ち上げる事ができず、「重いから持てないわ」と、簡単に拒否。結局、夫が家に戻り、ゴミを捨ててから、トラックに戻って自分で移動してました。


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2012年8月18日土曜日

I see lip runs in the family

「口達者なのは、家系と見た」

 夫のお気に入りのテレビドラマ「Suits」からの引用です。このドラマは、ニューヨークの法律事務所が舞台。超やり手弁護士Herveyの助手Mikeのお祖母さんが、事務所を訪れた時のこと。ユーモアを交えながら、口達者ぶりを披露するお祖母さんに、「あなたのお孫さんも、弁が立つ有能な若者ですが、それはあなたから受け継いでいるのですね」といった意味で言ったんだと思います。今日の表現を直訳すれば、「唇が家族内を走っているのが見える」と言ったところですが、"runs in the family"で、「ある特徴が家族に引き継がれている」という意味になります。"lip"はもちろん「唇」ですが、今回の場合は、「口達者」という意味にとって良いと思います。

 Suitsのホームページを見たい方は、下のアドレスをクリックしてください。テレビで放送されたそのままのビデオも、見れますよ!

http://www.usanetwork.com/series/suits/


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2012年8月5日日曜日

That's cheesy!

「クサイ演技!」

 少々意訳的なんですが、今朝、夫に言われた言葉です。なぜこれを言われたかというと、話しは少々長くなるのですが、カンザス州カンザスシティに「ストロベリーヒル」という地域があります。カンザスシティ内又は近郊でサイクリングや散歩が楽しめるトレイルはないかと探していた時、偶然発見した地域です。カンザスシティダウンタウン周辺にあるトレイルが、ストロベリーヒルに通じているのです。そこでストロベリーヒルとはどこなのか、どんな場所なのか、何があるのかをインターネットで調べているうちに、Marijana Grisnikという芸術家の作品を紹介するウェッブサイトを見つけました。
(こちらです!http://www.kshs.org/p/online-exhibits-marijana-introduction/16418

 それから、私は彼女の世界の虜になったんですね。Marijanaは、クロアチアからの移民が多く定住した「ストロベリーヒル」の60年代の生活を描きました。それはとっても、懐かしい感じがするイメージです。セピア色の世界と言うか、まだまだ東欧クロアチアの旧世界をそのまま引き継いでいる一世、二世が沢山いた時代。Marijana自身はアメリカで生まれた三世ですが、お祖母さんや周りの隣人から、クロアチアの生活や習慣や宗教を、まだまだ強く受け継いでいる世代です。彼女が描いた絵画には、その頃の生活がとっても濃く見えてくるんですね。そしてその絵が、とっても可愛いのです!心の琴線にピーンと響くのです!東欧とアメリカの生活様式が混ざり合った世界で、そして60年代というこれまた心の琴線に触れる物が溶け合っていると言うか、ボジョの散歩で道を歩いている時、ボーっとMarijanaが描いた世界が見えてくるような気がするほど、私はMarijanaの大ファンです。

 そんな私がインターネットで、現在のストロベリーヒルにある建物の写真を見つけました。その建物が、あまりにもMarijanaの世界に似ていたので、その写真を私のFacebookでシェアして、私がそっくりと思ったMarijanaの絵が載ったインターネットページも掲載しました。
(その絵はこちら! http://www.kshs.org/teachers/marijana_graphics/brusans_grocery_original.jpg

 そしたら!Facebook仲間の一人が、「自分は昔そこに住んでいた。それはBruson'sのグローセリストアだった!その頃は、そこら辺にキャンディーストアが、その道にあったものさ」というコメントを残し、これで私が思ったとおり、Marijanaの絵と現在の写真の建物が同じものであることが確認されたのです!!!なんだか、すっごい歴史を発見したような気がして、超嬉しい!と思っていた翌日、もう一人の友人が、「自分はストロベリーヒルで育った。実はMarijanaの娘と友人で、その建物の所有者も知っている!」とのコメントが!エ~~~~!!!ああ、もう大変。気が狂いそうになりました!!!そんでもってその彼は、「友人はその絵のオリジナルも持っていて、コピーが買えるよ」というのです!じゃあ、私もMarijanaの娘さんとお友達になって、オリジナルも見せてもらえる???キャー、どうしよう!あ~、原画を見ることができたら、私は泣いてしまう!と、本気で夫に言ったら、返ってきたのが、今日の表現です。(と、突然「アメリカ人夫の一言」本題に戻る。)

 前置きが異常に長くなってしまいましたが、という訳で、今朝バスルームで夫と話している時に、私が手で顔を覆って"I'm going to cry!"と言ったら、"That's cheesy"と夫が言ったのです。この時の夫の心境を分析すると:

「お涙頂戴のクサイ演技」
「ケッ、笑わせるね」
「わざとらし」
「アホか」
「安っぽ」
「見てらんね~」
「大げさな」
「恥ずかしいから、お止め」

とまあ、こんなところでしょう。私としては、マジだったんだけどね~。大感動で涙が出るというのは、人間として自然の摂理じゃないの~!相変わらず、妻の繊細な感情が解らぬ男じゃ。(でも確かに、顔を覆って、座り込んでワーッと泣くまねしたけどね。あ~、その事を言ってたのか。今、わかりました。)


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