2008年5月31日土曜日

Take your time

「時間かけていいよ」

昨夜言っていた時間よりも早く起きた夫。朝食の支度がまだできていなかったので、「あー、ちょっと待って」とあわてて、冷蔵庫を開けだした私。しかし、意外なことに夫は帽子を被り、裏庭の芝生を刈りに行きました。その前に言ったのが上の一言。

2008年5月27日火曜日

Staycation

「お家でバケーション」

これは、正式な英語ではありません。辞書なんかで探しても絶対見つかりません。最近ガソリン代が高くなってきて、メモリアルデーの週末でも遠出をせず、近場の遊園地などで過ごす人が増えていることをニュースで報道していました。そのときレポーターが使っていた言葉がこの「Staycation」、つまりStay(滞在する)とVacation(休暇)をつなげた造語。この時のニュースでは、自宅の裏庭でキャンプをする人も紹介していました。私たち夫婦も、今年のメモリアルデーはどこにも行くことなく、ダウンタウンをぶらぶらしてたので、「Staycation してるよね」と頷き合いました。

ちなみに夫が作った英語をもう少し紹介したいと思います。最近「ダイエットをしよう」と決めた私たち。夜中に冷蔵庫を開けて何やらごそごそ探している夫に、「ダイエットするんじゃなかったの」と言うと、
「Diet milk を飲もうと思ってさ」
と言うアメリカ人夫。
「それを言うなら、Skim Milk でしょ。」
とやりを入れる日本人妻。ダイエットミルクなんて、今まで聞いたことありません。

2008年5月26日月曜日

How cool is that!

「すごいよね!」

 最近買ったばかりの新しい携帯電話にはまっている夫。新しい機能を見つけるたび、私に報告します。「見て、見て。How cool is that!」夫の新しいおもちゃです。

2008年5月24日土曜日

Do you want to split a burger?

「ハンバーガー、半分ずつ食べる?」

 今日は、修理された夫のバイクに乗って、ダウンタウンに行きました。まだまだこの街には、行ったことがない場所がたくさんあると改めて感じるツアーでした。バイクに乗っている間、だんだん足や首が痛くなってきて、(ヘルメットって結構重いのよね)「ちょっと休憩しよう」と私が提案すると、ダウンタウンのとあるガソリンスタンドにバイクを駐車し、しばらく歩くことにしました。カンザスシティーの新聞社「Star」や、最近できたばかりのコンサートホール「Sprint Center」の横を通り、一際賑わっている話題の「Power & Light District」を道から覗きました。Power & Light District は、最近オープンしたばかりの、カンザスシティーで今一番ホットな場所です。各入り口には、ドレスアップした人たちが列を作り、中に入るのを待っていました。多分IDチェックをされるんだと思います。中には、コンサート会場とたくさんのバーがあるようです。バイクに乗ってきた私たちは、中に入れるほどドレスアップしていなかったので、「また今度」ということで、今回は回りを見て歩くだけにしました。Power & Light District のすぐ前にハンバーガーショップがあり、ここなら入れるね、ということで夫が言ったのが上の一言。夫が注文したハンバーガーとフライドポテトを外のテーブルで食べながら、Power & Light District に入っていく肩が出たドレスを着た若い女の子達をたくさん見ました。カンザスシティーに来たら、ぜひ行ってみる所ですね。

2008年5月22日木曜日

I am hooked up!

「はまってる!」

昨日、夫がebayで買った新しい携帯電話が届きました。早速登録をし、今日は既に使用可能です。この携帯、古い携帯には無い機能がたくさん付いています。多分携帯先進国日本から比べれば、たいしたことは無いのかもしれませんが、インターネットやエクセルなど、まるで小さなラップトップを手に入れたようだと、大喜びしています。このブームしばらく続くでしょうね。

2008年5月21日水曜日

Naked eye

「裸眼」

 私のお気に入りの朝のニュース番組 "Today" では、日焼け止めクリームのコパトーン社が特別に作ったカメラで、番組のキャスター達の顔を写していました。このカメラ、人間の目には見えない奥に潜んだお肌のしみを写し出すという優れもの(恐ろしい物)で、普段つるつるお肌に見える女性キャスターの写真に、これでもかとしみが映し出されているのを見て、「どれだけ厚化粧をしているんだろう。私たちは騙されている」と思ったのは、全国津々浦々、私一人ではなかったはずです。この女性キャスター、写真が映し出された後は、顔がこわばっていました。これをフォローするかのように、その場にいた男性キャスターが、「これは、裸眼では見えないんですよね」と言ったんですが、この言葉、朝の準備しながら聞いてたので、引用できるほど頭に残ってません!でも、とにかく「裸眼」というのが「naked eye」と訳せるのを知っていただけたら、幸いです。

2008年5月20日火曜日

I got a bad feeling

「いやな予感がする」

これは、うちの会社のマーケティング部門にいる人が言った言葉です。なにやら上のように独り言を言った後、誰かに電話してました。仕事上の確認なんでしょうけど、電話切った後は朗らかだったので、多分良い結果だったんでしょうね。

2008年5月18日日曜日

You can't beat it

「こんなお買い得は、そうないよ」

これには、ちょっと説明が必要ですね。"beat"とは、「ドンドン叩く」とか「相手を打ち負かす」とかいった意味があります。で、「何を打ち負かす」かと言えば、それは文脈によります。上の一言は、ドミノピザの広告で、ドリンク2つ付き8ドル55セントのミディアムピザを夫が見つけ、それを電話で報告した時に言った言葉です。なので、"it" を強いて言えば、「彼が見つけた安いピザ」で、それを「打ち負かすことができない (can't beat)」ということは、「こんなに安いピザを他に見つけることはできない」といった意味になります。かなり、ネイティブな表現ですね。

ちなみに、このときの様子を最近始めた「アメリカで出会ったおいしい料理」に書いたので、ぜひ読んでください。ブログのアドレスは右に載ってます。

2008年5月17日土曜日

Dig in!

「豪快に、かぶりついて!」

先日、「Pizza Paradise」という番組を見ていた時のこと、シカゴの有名なピザレストランで、ウエイターがピザをテーブルに運び、言ったのが上の一言。深いシカゴピザを目の前に、納得の光景でした。

2008年5月14日水曜日

Are you ready for a throwdown?

「対決を受ける覚悟はある?」

 アメリカの料理の鉄人の一人、ボビー・フレイは、テレビ番組をいくつか持っている超有名なセレブシェフ。彼のテレビ番組の一つに、その道では、アメリカ一!と言われている人たちの所に行って、料理対決をするというものがあります。例えば、「ジンジャークッキーのアメリカ一!」とか、「クラブケーキのアメリカ一!」と自他共に認める人たちの所にまず番組のプロデューサーが行き、「クラブケーキの特集をしたい」とか言ってその道の達人に番組の出演依頼をします。彼らは、自分たちの料理の特集をする番組に出演するんだと思って料理をしていると、ボビー・フレイが影から登場し、料理対決を申し込みます。今まで見た番組の中で拒否した人は無く、(いれば番組が成り立たないのですが)大喜びで対決に臨みます。で、どっちが勝つと思いますか?意外なことに、大抵はボビー・フレイではなく、「その道の達人だけど、普通の人」が勝ちます。今まで私が見た中でボビー・フレイが勝ったのは「カクテル対決」しかありません。いくら料理の鉄人といっても、全ての料理ができるわけではないのですね。それに審査員は、料理の鉄人に出てくる審査員とはかなり違って、伝統的な大衆受けする味を好むので、ボビー・フレイの斬新なアイディア料理をあまり高く評価しない傾向があると思います。

言い遅れましたが、上の言葉は、この番組の最後に対決を申し込まれた人がテレビに向かって言う言葉です。結構この番組面白くてはまってます。しっかり、Tiboしてます。

2008年5月13日火曜日

I'm not going to do it!

「それはしないからね!」

我が家のダイニングルームの横には、「ランドリールーム」と言って、洗濯機と乾燥機が置かれた部屋があります。まあ、裏庭に行く通路も兼ねてるんですけど。でもって、そのランドリールームとダイニングルームの間にはフレンチドアといって、中がガラスになった白い大きなドアがあるんですね。ダイニングルームはいつもきちんとしてるんですけど、ランドリールームは結構物置状態になっているので、その散らかったランドリールームがフレンチドアのガラス越しにダイニングルームから見えてしまう。前回友人が家に来た時、それが恥ずかしいなと思ったので、よくアメリカのご家庭で見るように、レースのカーテンをフレンチドアにつけようと思い立ちました。で、実際にカーテンと小さなレールを買ったのが昨日の夜で、夫が夜帰ってくるまで待ち、それをつけてもらいました。一つ目を付けた時点で既に夜中の1時半は回っていたので、もう一つ付けてくれることを期待していた私に言ったのが上の一言。でも、結局もう一つも付けてくれて、終わったのは午前2時になっていました。サンキュー、ダーリン。おかげで、今日友達が来たとき恥ずかしい思いをしなくて済んだわ!

2008年5月12日月曜日

It's all your fault!!

「全部君のせいだ!!」

最近お腹が出てきた我が夫。私が作る料理をおいしいと言って食べてくれるのはいいのですが、お腹が出てきた理由を私のせいにします。でも、お腹が出てきたのは、テキサスとオクラホマに出張してからのことでしょ。会社持ちで、毎日、ステーキやパスタや特大チーズバーガーを毎日食べたからでしょ。私は野菜中心のお料理作ってるつもりですけど。

それにしても、彼が日本人だったら、英語でいう「YOU」をなんていうかなと考えました。「お前」、「あなた」、「あんた」とか、今日のお題の訳にぴったりするのを車運転しながら考えてたんですけど、やっぱ無難に「君」にしました。でも、「君」ってなんだか、文学調で、女性っぽい表現のような気がする。彼が日本人ならきっとこんな話し方はしないでしょうね。

2008年5月11日日曜日

Still have to be in style

「それでも、おしゃれじゃないとね」

夫の会社では最近、「ジーンズデー」というのができたらしく、この日はジーンズをはいて会社に行きます。アメリカでは、たまにこういう遊び心を交えた日を会社で設けるのですが、今日はこの「ジーンズデー」であったようで、ジーンズをはいて会社に行きました。夫が、「黒いTシャツの方がいいと思う?」と私に聞くので、「どっちでもいいんじゃない?今日はジーンズデーなんだから」と言ったら、結構身なりにこだわる彼が言ったのが、上の一言です。

 ちなみに洋服に関して言うと、彼の方が私よりも遥かにたくさんの服を持っています。留学暮らしが長く「海外引越し」を何度か繰り返した私は、引越しをするたびにほとんどの所持品を失っていったので、未だに物をたくさん持っていません。このためか、チープな暮らしが身に染み付いていて、彼に驚かれることがよくあります。

2008年5月9日金曜日

Here is my average

「これが僕の平均」

私の夫はガソリンの燃費が超悪い小型の赤いトラックに乗っています。外見はかっこいいのですが、なにしろ燃費が悪いので、ガソリン代が上がってきた今では、大きな悩みの種。先日、ガソリンのレシートとにらめっこして、1ガロンで何マイル走れるか計算していました。私の車の半分くらいです。燃費のいい車に買い換えるか、でもトラックがあるのは何かと便利と、なかなか決断ができない私たちです。

2008年5月8日木曜日

I mean it!

「本気だからね」

このブログを書くのに夫が言ったことを覚えてなきゃいけないのですが、これがなかなか意識してないとできないものですね。今私の背後で夫はEbayをやっているのですが、コンピューターに向かって独り言を言っています。夫よ、気を付け給え。言ってる先からブログに書かれてるからね。

2008年5月7日水曜日

It's going up

「もっと高くなる」

日本でも最近はガソリンが高くなっているんでしょうか?「毎週、ガソリン代が高くなるね」とため息交じりの会話でした。

2008年5月5日月曜日

I had to bribe him with bacon

「ベーコンで賄賂しなければならなかった」

私の夫が食品会社の倉庫でマネージャーをしているのは前にも書きましたが、ある日、会社から帰ってきた彼は「これから、豚を料理してもらう」と言いました。何でも、私たちのために豚を一頭殺し、社員価格で加工してくれたそうです。というわけで、我が家には現在、豚肉が山のようにあります。「新鮮さが違うんだよ」と自慢げに言う夫は先日、ベーコンを焼いていました。しかし、いつもならうるさいほどまとわり付く我が家の愛犬ボジョの姿が見えません。それで、「どうやってボジョを追いやったの?」と聞いたら言ったのが上の一言。裏庭に追いやるのにこれ以上の手はありません。

2008年5月4日日曜日

The siren was going off

「サイレンが鳴っていた」

今回は、私の同僚の登場です。

先週の木曜日、カンザスシティー一帯を襲ったトルネードこと竜巻は、雹と時速130キロの風と共に過ぎ去っていきました。私の家から10キロほどの所では、竜巻がタッチダウンし、崩壊した家の家主が「家が持ち上がるのを感じた」と言っているのをテレビのニュースで見ました。「妻と子供はその時、家にいなかったのですが、彼らが家にいなくて良かったと思ったのは初めてです。こんな怖い思いを妻と子供たちがしなくて本当に良かった。家の中にいたのが自分だけで良かった。こんな怖い思いは誰もするべきじゃない」と語る彼の目には、涙が光っていました。この家の他にも、市内のあちこちで被害があり、翌日町を車で走っているときに、地面に垂れ下がった電線と風でなぎ倒された電柱の復旧作業にあたっている人たちをたくさん見ました。日本ではほとんど起こらない竜巻ですが、アメリカ中西部ではよく起こります。今後、このような被害が起こらないことを祈ります。