2008年6月27日金曜日

I'm not that far yet

「まだ、そこまでいってない」

 もうほとんど、このブログのタイトルを変えなきゃいけないほど、他人様の言葉を引用してます。今日もテレビからです。アメリカの水泳のオリンピック選手が取材されていました。彼は今大学生で、中国に行くため、今中国語を勉強しているそうです。それで、取材をしていたニュースキャスターが、「すみません、私のメダルを持っていてくれますか、って中国語でなんて言う?」と聞いた時、「まだ、そんな上級レベルまで上達していません」という意味で言った言葉です。

がんばれ、日本! がんばれ、アメリカ!

2008年6月24日火曜日

Are you swamped?

「めっちゃ、忙しい?」

 今日、会社のマーケティング部門の社員が言った言葉です。私は、翻訳の仕事をしていて、日本人のアシスタントが一人います。マーケティングの社員が私のオフィスまで来て、「今日、君のアシスタントいる?」と聞くので、「今日はいないわ」と答えると、彼女の仕事を持ってきた彼が、遠慮がちに私に聞いたのが、上の言葉です。日本語の仕事を私に頼みたかったようです。
Swampとは、「窮地にはまり込む」とか、「泥沼にはまり込む」といった意味です。"Are you swamped?" で、「今、大変?忙しい?」という意味になります。

2008年6月22日日曜日

Comfort food

「ほっとする味」

 「おふくろの味」とでも言った方がいいかもしれません。"Comfort" とは、「慰め」とか「生活を楽にするもの」といった意味がありますが、要するに「スープ」とか、お腹に優しそうな、昔から良く食べ慣れている食事といったところだと思います。先日テレビを見ていたとき、"American comfort food" という言葉が出てきました。何について、言っていたと思いますか?なんと、「バーベキュー」を指して言っていたのです。アメリカ人(特に男性)は、バーベキューについて、特別な思い入れがあるというか、誰もが自分達のバーベキューがアメリカ一といった誇りを持っています。「バーベキューコンテスト」も全国各地で開催されていて、毎回参加する常連さんもいるそうです。やはり、それだけアメリカ人にとってバーベキューは生活に根付いた食事で、だから "Comfort food" なのかもしれませんね。

2008年6月21日土曜日

You don't get mad, you get even

「怒らないけど、仕返しをするんだろ」

 恐ろしいですね.... 静かに、けれど確実に復讐する女の陰湿さが見えてきますね。私の部署のセクレタリーに、同じ会社で働いている男性が言った一言です。私たちの秘書は、(少なくとも)2回は離婚している独身女性。男心の不確かさを心底知っているといった感じで、ちょっとやそっとのことでは動じません。この男性社員は、彼女にからかい半分で失礼なことを言ったのですが、その時に言った一言です。その後の彼女の一言が、"I will" (するわよ)だったから、なおさら恐ろしいと思ったひ弱な日本人の私でした。

2008年6月19日木曜日

Sleepy head

「眠気眼さん」

 朝まだ半分眠気眼の小さな女の子に、お父さんが「Sleepy head、起きなさい」と、やさしく言うシリアルのコマーシャルがあります。かわいくて、ほのぼのしたコマーシャルですが、今日夫に電話をした時のこと、私の電話でやっと目を覚ました夫が、ふにゃら、ふにゃらと話すのを聞いていて、この台詞を思い出しました。

2008年6月18日水曜日

You see what I mean?

「言ってる意味分かる?」

 最近オフィスで同僚が言っていた言葉ですが、彼女の言葉にふと夫が教えてくれた超アメリカスラングを思い出しました。"You see what I mean?" を超短くして、「ヤーミーン」と発音するそうです。(英語でどうやって綴ればいいか分かりません!)夫も会社の黒人男性に教えてもらったそうです。で、この言葉、夫と音楽を聴いていた時に、その歌の歌詞に出てきて、二人で大笑いしました。

 もう一つ、スラングをご紹介。"Bitch" という言葉をご存知でしょうか。あまり公けでは口にできない言葉ですが、強いて訳せば、「自分勝手で嫌な女」と言ったところ。これでも既にかなりのスラングですが、私の夫は、私が自分勝手なことを言うと、Bitch を引き伸ばして「ビアーッチ」と私に言います。で、これも夫と二人で音楽を聴いていた時のこと、その歌からなんと、「ビアーッチ」と聞こえてくるではありませんか!"Is that you?" と、これも二人で大笑いしました。

2008年6月16日月曜日

He wasn't aware of his responsibility in the law

「法律上の責任について、気付いていなかったようだ」

 夕方の地元のニュースを見ていた時のこと、有名なバスケットの選手が罰金を払わなければいけないことを報じていました。何でも、彼はある女性に「嫌がらせ」をしたと裁判に訴えられていたのですが、彼自身は無実を主張しています。しかし、彼が裁判所に出廷しなければいけない日に現れなかったので、この罰金が科せられたそうです。無実であろうが、有罪であろうが、お上から出廷を命じられたら、素直に言うことを聞くもんですね。裁判所に行かない事自体が罪になるからね。

2008年6月14日土曜日

I'm losing my point

「何が言いたいのか分からなくなってきた」

 夫が仕事の話をしていた時のこと、つらつらと語る彼は、話があっちこっちに飛んで自分でも何を言っているのか分からなくなったようです。「何言おうとしてたんだっけ?」みたいな時に使えます。

2008年6月12日木曜日

You can close that door, too

「あっちのドアも閉めていいよ」

 なんでこんな簡単な表現を出すんだ、と思う人もいるかもしれませんね。そうです。確かにこれは、大変簡単な表現です。でも、これにはもっと奥の深い、英語と日本語の違いが隠されているのです。私が朝、出かける準備をしていた時、夫はまだベッドの中で寝ていました。音や光で目を覚まさないようにと思って、私がベッドルームの隣のバスルーム(アメリカの家では、バスルームがベッドルームに続いているんですね)のドアを閉めると、もう一つのドアを指差して夫が言ったのが上の言葉です。

 さてさてここで、日本人のあなたは「あのドアも閉めてください」と言いたい時に、「あのドアも閉めていいよ」と言いますか?決して言わないはずです。なぜなら、日本語では相手に何かをしてもらいたいと「お願い」する時に、その行動を「許可」するような表現は使わないからです。「お願いしているのに、してもいいよ、なんてえらそうだわ」と考えられてしまうからです。こういう表現は謙譲語が高度に発達している日本語では、考えられません!と思った朝の夫の一言でした。たまに、こういったポロッとした一言で、英語と日本語の違いを見ることがあります。言語学専攻の私にとって、頭の上に石でも落とされたような衝撃です。

2008年6月11日水曜日

Bring it on!

「受けて立ちましょう!」

 直訳すれば、「じゃんじゃん持ってきて」となるこの表現ですが、私のお気に入りの料理対決の番組で「料理の鉄人ボビー・フレイがあなたのイタリアンサンドイッチに挑戦します」と言われたときに、イタリアンサンドの有名シェフが言った言葉なので、上の訳の方がぴったりすると思います。状況に合わせて柔軟になれば、英語も「そのまま理解」できるはずです。

2008年6月10日火曜日

I don't want to pig out today

「今日は、大食いしたくない」

 夫と彼のお母さん(ちなみに義理の母は、mother in law と言います。直訳すれば、「法律上の母」。なるほどと納得できる表現ですね)と一緒に食べ放題の中華料理店に言った時のこと、ダイエット中の彼は、なかなかがんばってます。私はといえば、少しずつながらも、しっかりほとんどの種類を皿に載せました。ギョーザなんてうれしい物もあるし。食べ放題に行ったら、ダイエットのことなんて考えてられません。元取らなきゃね、と自分で払うわけでもないのに、貧乏性の私。
 

2008年6月9日月曜日

Let me know

「あとで教えてね」

会社の同僚達が言ってました。仕事の結果がどうなったか、後で連絡してね、といった感じで使ってました。

2008年6月7日土曜日

The moment has arrived!

「その時がやって来ました!」

 これも朝のニュースTodayから。超人気の歌手(名前は知りません。私、そういうの疎いので)がライブコンサートを始める直前、テレビ局の前を埋め尽くすファンを前に、アナウンサーが使った言葉が、上の一言。

2008年6月5日木曜日

I'm tired

「疲れてる」

 久しぶりのお休みなのに、家に帰ってくるなり、いきなり不機嫌な夫。どうしたのと聞くと返ってきたのが上の言葉。確か昨日の夜(というより今朝?)は、「今日は一日中寝てる」と言っていたはずなのに、私が仕事から帰って来た時は、家にいませんでした。何でも途中で電話がかかり、起こされたそうです。今、寝てます。

2008年6月4日水曜日

Breaking News!

「特報!」

 今朝、いつものようにお気に入りのニュース「Today」を見ていたら、突然地元のニュースが割り込んできました。「特報です。昨夜11時に発生したガソリンタンクの火事に関する記者会見を、現地から生中継します。」重大そうに話すアナウンサーをよそに、ちんたらくんたら話す会社の責任者。「なによー、こんなの聞くためにTodayが見れないわけ~」と、私は少々ご機嫌斜めに。さて、出勤時間になり、車を発車させると、なんだか、巨大な黒い雲が目の前に広がってます。「え、また台風でも来るのかしら。天気予報では言ってなかったけど。」と思いながらハイウエーに入ると、雲はさらに大きくなっている。実は雲というより、それはガソリンタンクの火事から噴出している煙でした。

"Tha's what you were talking about!" (これを言ってたのね!)

煙の大きさに、「特報」しても当然かなと、一人で納得の朝でした。

2008年6月3日火曜日

You have to do what you have to do

「やらなきゃいけないことは、やらなきゃいけない」

 以前にも、私の車が後進しないことは、お話しましたが、先日またしても道に迷い、車を押さなければならない状況になりました。今回は誰も私を助けてくれる人がいなかったので、一人で押すことに。しかし、私一人ではそんなに押すことはできません。それで、2メートルくらい押してから(それでもすんごく大変だった)横にあった芝生の上を爆走!このことを話した時、アッハッハーと大笑いした後、夫が言ったのが上の一言。妻へのご理解、ありがとうございます。

2008年6月2日月曜日

You owe me $14

「14ドルの貸しがあるからね」

 昨日の午後、とある駐車場に止めてあった私の車が、エンジンをかけようとしても、ウンともスンとも言いません。きっと熱でダウンしてしまったのだろうと思い、友達に頼んで家まで送ってもらいました。家に着いてから、仕事をしている夫に何度も電話しましたが、返事がありません。あきらめて先に寝ていると、午前3時15分に家に帰ってきました。また、大量に休んだ人がいて、遅くまで帰れなかったようです。それで、午前3時半ごろに家を出、私の車が止めてあった駐車場まで、深夜のドライブ。二人とも、頭がボーっとしている中、かなりの時間をかけてやっと私の車のエンジンを立ち上げ、(結局バッテリーが上がってたみたい)家に再び着いたのは、朝の4時半でした。

翌日(同日?)、私の出社時間に車をスタートさせようと思っても、充電器でバッテリーを充電したにもかかわらず、またエンジンがかかりません。こりゃ、新しいバッテリーを買わなきゃどうにもならんわ、と思い、今日は遅れることを自宅から同僚にメールし、またベッドの中に。少し目が覚めていた夫に、「エンジンがかからない」と告げ、彼が起きなければいけない時間まで、少々居眠りをしました。再び目が覚めたときは、夫はすでに仕度が整っていて、「今からバッテリーを買いに行こう」と言います。「え?」とあわてて、準備をしだした時は、夫は彼の車を発車していました。家に帰ってきて、バッテリーを交換している時に彼が言ったのが上の一言。

 ちなみに、「14ドルだなんて、アメリカではそんなに車のバッテリーが安いのか」と思われるかもしれませんが、前回買ったときに、「使い終わったバッテリーを返却すれば、お金を返す」とかいう保険みたいなのに入っていたので、45ドルのバッテリーを14ドルで買えたそうです。

 最後になりましたが、"Owe" というのは、「~に借りがある」といった意味です。お金を貸し借りした時や、誰かの「世話になった」時などに、よく使われます。

Let's face it

「現実を直視しよう」

これは、今朝見ていたニュースのキャスターが言った言葉です。慣用句のようで、よく耳にします。簡単な英語で結構難しい日本語が言えるいい例です。