2013年4月25日木曜日

You are not very helping me

「あんまり役に立ってない」

 私の車のライセンスがもうすぐ切れるので、昨日、夫は丸一日かけて、車検に車を出したり、タイヤを替えてくれたりしました!(サンキュ~!)何でも、車検は通らず、3点ほど修理が必要だったとの事。後ろのブリンカーのランプが切れてたとか、(全く知りませんでした!)前のタイヤを繋げてる棒が折れそうとか(これは私も気付いてました。今回新しいのに換えてもらって、よかったです。)タイヤを替えなきゃいけないとか、だったそうです。で、その全部を終了し、ライセンスのオフィスにも行って、新しいライセンスを取得してくれたりと、大活躍!ああ、私はあなた無しでは生きていけません!(いや、本当に。)

 で、その事をオフィスにいる私に電話で報告している夫の電話口から、なんだかパトカーの険しいサイレン音が。「何やったの~?警察が追ってくるよん」と、冗談で言っていたら、次々とパトカーが到着し、空にはヘリコプターまで登場しているというのです!え~!普通の状態じゃないのは明らか。何か大変な事件に巻き込まれているのか?と、私は地元のニュースのウェッブサイトを調査し始めました。「う~ん、これは違うな。へ?死体が発見された?でも、全然違う所だし」と、全く見当違いなことしか捜せない私に夫が言ったのが、今日の一言。で、やっと最後に、「ああ、これに違いない。強盗よ、強盗。強盗が今逃亡中って書いてあるわ」で、やっと、「ふ~ん」と納得してました。夜のニュースを見たら、強盗に入った犯人が逃亡して、ローカルな細い道を時速80マイルでぶっ飛ばしてたそうで、警察に追われてたそうな。ヘリコプターは、そのカーチェースを撮影していたのでした。でも、とばっちり食わなくて良かった。


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2013年4月21日日曜日

I want a player who's got the guts not to fight back

「私が欲しいのは、やり返さない根性のある選手だ」

 今日、見てまいりました!実話に基づいた話題の映画「42」!これは、Jackie Robinsonという黒人野球選手のお話です。Jackie Robinsonが、なぜそんなにすごいのかと言うと、彼は白人メジャーリーグに最初に入団した黒人選手なのです。アメリカでは、人種差別が激しかった19世紀の終わりから1960年代まで、メジャーリーグから黒人が排斥され、黒人野球選手たちは、「ニグロ・ナショナル・リーグ」でしかプレーできませんでした。私は2008年にカンザスシティにある「ニグロリーグ・ベースボース博物館」に行き、この時のことをブログに残しているので、背景を知りたい方は、こちらをぜひどうぞ。

 Jackie Robinsonが最初にメジャーリーグ入りし、その後他の黒人選手たちも続々とニグロリーグからメジャーリーグに引き抜かれたので、彼がアメリカ野球界における人種隔離の突破口を開いたと言っても、過言ではないでしょう。博物館に行っていたので、そうした歴史は知っていたのですが、しかしJackie Robinsonが最初にメジャーリーグ入りした黒人選手として、これほど人種差別と戦ったという事は知りませんでした。Jackie Robinsonが様々な人種差別、例えば白人のホテルには泊まれないとか、給仕係に無視されたりとか、観客から野次を飛ばされたりとか、他の選手から嫌がらせをさせられたりとか、そういう人種差別を目の当たりにして、「ケンカを吹っかけられても、やり返さないだけの勇気があるか?私が欲しいのは、そんな奴だ」と、ハリソン・フォードが演じるドジャーズのジェネラル・マネージャーBranch Rickeyが言ったのが、今日の表現です。やり返すことの方が、勇気があるように聞こえますが、実際は、明らかに間違った人種差別に会い、それに怒りを顕わにして暴力に走らないことの方が、どれだけ難しく、勇気の要ることか。暴力よりも非暴力の方が、本当はずっと勇気のいる事であることを教えてくれた映画です。ドジャーズのマネージャーの言葉に、Robinsonは、こう応えます。

You give me uniform.
You give me a number of my back.
I'll give you the guts.

(ユニフォームを与えてくれて、
背番号を付けてくれたら、
その根性を見せてあげましょう。)

ロビンソンは、感情をコントロールして、「ケンカをしない根性」を見せてやると言ったのです。映画を見ていて、「ああ、この台詞、絶対ブログに書きたいけど、こんなに長かったら、覚え切れない!」と思っていたら、ホームページのビデオに引用されていました!やっぱね、ここがポイントなのよと、目の付け所の正しさに、自己満足。これが、この映画の底辺に流れるテーマだと思います。ロビンソンが意地悪されたり、差別に会う中、周りの白人達も変わっていきます。彼に同情し始め、彼を守る側に立つ人たちが現れるのです。ロビンソンの戦いは、周りの白人達を人間的に成長させたと思うのです。黒人の人権運動と言っても、それは黒人だけによって行なわれたとは、私は思いません。最初にJackie Robinsonが人種差別の突破口を開いたと書きましたが、彼も、ドジャーズのジェネラル・マネージャー、Branch Rickeyが「黒人選手を我がチームに迎えよう」と決めなかったら、こんな事は起こらなかったのです。今回のハリソン・フォード、すっごいいい味出してます。こんなに役になりきれるというのは、やはり名優の証拠です。アカデミー賞とってもいいと思います。そんな映画「42」のホームページはこちらです。

http://42movie.warnerbros.com/


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2013年4月18日木曜日

But one condition!

「但し、条件が一つある!」

 先日、「ダービン家 地球を行く2」にも書きましたが、夫と私は「Le Monde Bakery」というカフェに行って、「チキンカレースープ」を食べました。久しぶりに大大ヒットの美味しさ!(その時の様子は、こちら)このベーカリーには、何度か行った事あったんですが、チキンカレースープは初めて。新聞に載っているのを知り、絶対行きたい!と夫を誘い出したところ、夫が言ったのが今日の一言。この「条件」とは、「ハーリー・デイビットソンに乗ること!」でした。


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2013年4月15日月曜日

On days like this there are no Republicans or Democrats

「このような日には、共和党か、民主党かは関係無い」

 今日、会社の窓から外を見ると、いつも見えるはずの星条旗が見えません。窓からは下の方が見えなかったんですが、国旗が半分下げられているのは、明らかでした。「何かあったんだろうか」と思っていたら、オフィスで同僚が、「ボストンマラソンのゴール付近で、爆発があったんだって」と話していました。ニュースによると、この爆発で少なくとも二人が亡くなり、多くの方が負傷されたそうです。私のFacebookには、この事件について記者会見するオバマ大統領のビデオがありました。そして、他の投稿にあったオバマ大統領のコメントが、今日の一言です。全文を書くと:

"On days like this there are no Republicans or Democrats - we are Americans, united in concern for our fellow citizens."

「このような日には、共和党か、民主党かは関係無い。ただ我々はアメリカ人であって、同士のアメリカ国民を思いやって、団結するのみだ。」

この一節には、何でもかんでもオバマ大統領に反対する共和党議員への戒めが込められていると思います。自分の営利ばかり気にかける共和党。オバマ大統領の提案に反対しなければならないと、自動的に思っている共和党。国民の安全と国家の繁栄という大きな目的を見ずに、ただ我がままな子供のように、大統領に反対することを最重要モットーとしている共和党。そんな共和党に対し、「目覚めなさい!何が大事か、考えなさい!」と、渇を入れているんだと思います。わあわあ騒ぐ子供のような共和党よ!目の前に倒れている国民を助けなさい!

 アメリカでは、国旗の星条旗が掲げられている所がたくさんあるのですが、こういった国民的訃報があった日は、旗を半分下げて、冥福を祈ります。


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2013年4月3日水曜日

Almost never

「ほとんど、絶対起こんない」

 今回も、大人気番組「The Voice」からの引用です。これを言ったのは、Maroon 5のAdam Levine。この番組は、超スーパースター4人がコーチとなって、新しい歌手を発掘するってのが趣旨です。オーディションにやって来たスターの卵達を、4人のコーチたちが自分のチームに引き入れるのに躍起になるのが面白いんです。で、アダムが、Blake Shelton(カントリーミュージックの大御所)からカントリーシンガーを横取りしたいと言ったところ、これまたコーチのUsherが、「どれくらい頻繁に起こるの?」と聞いた質問に対して返ってきたのが、今日の一言って訳です。"Almost never" 「ほとんど、絶対起こらない。」なんか、矛盾したようで、それでいて真実を突いた一言だと思いました。カントリーシンガー達は、もちろんBlake にコーチしてもらいたがるのです。だから、ブレイクが既に“I Want You"ボタンを押したら、ほとんど全員のカントリーシンガー達は、ブレイクを選ぶのです。それほど、ブレイクから、カントリーシンガーを奪うのは、難しいって事です。

 しかしですね、番組最後の方で、ブレイクとアダムが同じカントリーシンガーを「欲しい」と言った時、そのカントリーシンガーは、なんとアダムを選んだのです!アダム、とっても嬉しそうでした。だからやっぱ、“Never"じゃなくて、“Almost never"だったのですね。Never say never!


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