皆様は、「三匹のくま」というお話をご存知でしょうか?「三匹の子豚」ではございません。「三匹のくま」でございます。私自身知らなかったので、日本ではあまり馴染みの無い物語かと思いますが、アメリカでは誰もが知っているおとぎ話のようです。で、どういった経緯でこういう話になったのかは覚えていないのですが、夫が「ゴルディロックスって、知らないの?」と私に聞いてきました。私にとっては初めての名だったので、「知らない」と言うと、この「Goldilocks and The Three Bears」の始まり、始まり~!と夫が話してくれたのです。(それも、随分な演技付きで。)物語は、こんな感じです。(以下、面倒なので、Wikipediaからそのまま、あらすじを引用しました!)
女の子が森でクマの家を見つける。誰もいないので入ってみると、テーブルの上にお粥が置いてあった。1つ目のお粥は「熱すぎる」。2つ目のは「冷たすぎる」。3つ目のは「ちょうどいい」ので、全部飲んでしまう。
女の子は疲れていたので椅子に座ろうとした。1つ目の椅子は「大きすぎる」。2つ目のは「もっと大きすぎる」。3つ目のは「ちょうどいい」ので座ったが、椅子は壊れてしまった。
眠たくなったので寝室に行ってみると3つのベッドがあった。1つ目のベッドは「固すぎる」。2つ目のは「柔らかすぎる」。3つ目のは「ちょうどいい」ので、そこで寝てしまう。
クマが戻って来て、お粥は食べられ、椅子には座った痕があり、1つは壊されていて、ベッドには寝た痕があり、子グマのベッドには女の子が寝ているのを発見する。目を覚めた女の子はクマに驚き、慌てて家から逃げていった。
とまあ、こんなお話しを、夫が情感込めて話してくれたのです。で、このあらすじの中にある「ちょうどいい」ってのが、”Just right!”なのです。そして女の子の名前が「Goldilocks」という事です。でもって、この“Just right!"ってのを、やたらと強調して言っていたので、頭の中に残っていました。
そしたら、今朝か昨日だったかにテレビを見ていた時、保険会社“Progressive"のコマーシャルに、こんなのがあるのを発見したのです!
このコマーシャルでも、“Just right!"ってのが何度も言われているので、やっぱこれはアメリカ社会に深く浸透している言葉なんだと、納得しました。未だに夫から英語を学ぶ日々です。
追伸:“Progressive"は、面白いコマーシャルを作るので、他のも見てください。