「もう、ここはカンザスじゃないのね」
ご存知、「セックス・アンド・ザ・シティー」の映画からの引用です。実は私、この映画を見ていないので、詳しい内容は良くわかっていないのですが、コマーシャルから想像すると、あの四人組が、ニューヨークを出発して、どこかよその国に行くのよね?それで、ゴージャスなホテルに入った時、ケリーが言うのが今日の一言です(なんだと思う。)で私、このコマーシャルを見てて、「なんで『カンザス』って言うのかな?」とず~っと思っていたのです。多分「もう、あの田舎に居るんじゃなくて、今は華やかな世界に居るんだ!」って事が言いたいのは分かるんですが、それでも、なんで「カンザス」なの?っていう疑問をずっと持っていたんです。だって、「ネブラスカ」でも(以前住んでました。すごい田舎です)、「アイオワ」(ネブラスカのお隣で、良く知ってます。ネブラスカに負けないくらい田舎です)でも言い訳なのに、なぜに「カンザス」?
と思っていた時に、他のテレビ番組でも同じような表現を聞きました。今度のは、私が朝見てるニュースの女性キャスターが、メキシコの「昼メロ」番組に出演するため、ニューヨークを出発して、メキシコのスタジオ入りした時に言っていたものです。(ちなみにこの女性アナ、お父さんはアメリカ人、お母さんはブラジル人で、ブラジルの学校に行っていた時代もあり、どうやらポルトガル語とスペイン語は、ペラペラみたいです。チリの鉱山夫の救出時には、得意のスペイン語を使って、レポートしてました。)ラティーノ男優達の熱~い(濃い)歓迎を受け、とっても華やかな世界。こういう風に、今までと違う華やかな世界に行った時に使われる表現なんだと思います。
ということで、この表現には、絶対理由があるはず!とずっと思っていたのですが、昨日、それをふと思い出して、夫に「ねえ、ねえ、なんで、"We're not in Kansas anymore"って言うの?」と聞くと、「それは、『オズの魔法使い』から来てるんだよ」と教えてくれました!な~るほど、これですっきり解決です。オズの魔法使いは、カンザス出身の女の子が、竜巻に乗って、どこか違う世界に行く、その時にいう台詞なのね!と納得。これで、「カンザス」という言葉が使われる理由が分かり、とってもハッピーな気分です。
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