2009年8月30日日曜日

A pond attracts mosquitos

「池があると、蚊が寄って来る」

 夫の今年の課題の一つが、「裏庭の塀を、修理する」でした。向かって左側は、去年、修理したのですが、右側がまだ古いままで、そのフェンスを新しくしたいのです。夫はこれまで何度か、"Retaining Wall" といって、土が落ちてこないように、地面を補強する壁を作りたいと、犬の散歩ごとに話していました。
「ほら、あの家の庭を見てごらん。駐車場の隣に石が積み上げてあるだろう。あれが "Retaining Wall"だよ。」
と、ことあるごとに私に説明し、彼がそのように私たちの家の庭を改造したい、と申していたのです。

 最近になって、壁の修復を本気になってやるつもりになってきました。私たちの裏庭の右側には溝があり、その先に隣の家の境界線であるフェンスがあるのですが、彼はそこにこの「補強壁」を作りたいと言いました。私は、彼がこれまでさんざん、「ちょっと、盛り上がった土地を補強するための壁」として、Retaining Wallのことを説明していたので、私はてっきり、その溝の内側に壁を作りたいのだと思っていながら、彼のプロジェクトの説明を聞いていると、なんだか、そこにプールでも作るように聞こえたのです。そこで、「じゃあ、そこに池でも作ったら?」と言ったら、返ってきたのが、今日の一言です。私は池が庭にあるのは好きなのですが、確かに水があると蚊が寄って来るのは、事実です。なので、この言葉には納得なのですが、でも、彼が本当にしたかったことは、プールのように溝をセメントで固めてしまうのではなく、塀の下をセメントで固めて、塀が倒れないようにしたい、と言っていたのです。
「それならそ~と、もちっと簡単に、日本人妻に説明してよね」と、私は思ったのでした。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月29日土曜日

Do you want to fluff the jeans?

「ジーンズに、乾燥機かけてくれる?」

 昨日の夜、ジーンズを洗濯し、乾燥機で乾かしておいたのですが、その後でたたまなかったので、乾燥機の中のジーンズは、皺がよってしまいます。なので、もう一度"fluff the jeans"「ジーンズに空気をいれて、ふわりとさせて」と、夫が私に頼んだのです。もう一度、しばらくの間乾燥機をかければ、洗濯物はふんわりとして、皺が少なくなります。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月25日火曜日

A little bit of everything

「いろんなものを少しずつ」

 私が見ているリアリティーショーの一つ"America's Got Talent"の審査員の一人、シャロン・オズボーンの言葉です。この番組ではいろんなタレントを持った人が集まってくるので、例えば、「歌」だけで全てを決めるわけにはいかないのです。やっぱり、どうしても、「歌」は人気があり、華やかで、皆が好む傾向があるので、「歌手」に投票してしまいがちなのですが、それではいけないのです。だから、「ダンス」とか、「マジック」とか、歌以外のジャンルの人たちを残していかなければならないのです。でも私はこれは、反対に不公平になってしまう時があるな、と思うのです。彼女は、「犬のフリスビーのショー」をする人と、「歌手」のうち、一人を選ばなければならない時がありました。彼女の決断は、その歌手はきっと最後までいくとは思えないから、多様性を保つために、「犬のフリスビーショー」を選んだのです。確かにその歌手は、きっと最後に残るほど超すごい声の持ち主ではありませんでしたが、それでも、「犬のフリスビーショー」よりは、よかったと私は思うのです。こういう時に、「珍しいジャンルだから、次の段階に進めましょう」というのは、少々不公平ではないでしょうか?でも、私はシャロン・オズボーンが好きなので、「まあ、しょうがないか」と思ってます。

 今日のタイトルをクリックすると、"America's Got Talent"のホームページが出てきます。

 ところで皆さん、下のアイコン、クリックしてますか?ブログランキングへの投票、ご協力お願いしま~す!!

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月24日月曜日

Where have you been?

「どこに行ってたんだい?」

 いつもは一番早くオフィスにやって来る(たぶん朝の7時くらい!アメリカ人は、意外と早起きです)我が部のセクレタリーが、一番遅くやって来る私(夫の帰りがいつも遅いからね~。待ってると遅くまで起きてるのよね~、と言い訳。)(ちなみに、うちの会社は超フレキシブルで、好きな時間にやって来て、好きな時間に帰るってな感じです。)より、遅く出勤!普段あまりあることじゃないので、びっくりしたのですが、同じオフィスにいた社員が、聞いた言葉です。何でも、お母さんが具合が悪く、病院に連れて行ったということでした。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月23日日曜日

Your book is going to change the world

「君の本は、世界を変えるよ」

 昨日、ずーっと前から見たかった映画「Julie & Julia」を見に行きました!この映画は、二人の実在する女性の人生をもとに作られました。一人はJulia Childというアメリカ人女性で、アメリカ人のために初めてフランス料理の本を書いた人です。彼女は外交官だった夫と共にフランスに数年間住み、料理学校にも行って本格的にフランス料理を習いました。彼女は生きていれば100歳くらいの年齢ですから、その当時はまだまだ女性がシェフになるということはあまりなかったようで、学校では唯一の女性でした。彼女が苦労しながら本を出版する様子は、私自身が英語で書いた日本語の文法の本を出版したくても、色々な問題があり、今まで伸び伸びになっているのと同じようで、私は涙を流しながら、映画を見ていたのでした。(映画館で泣いてた人は、私以外にいなかったでしょうね。)また、彼女が英語でフランス料理の本を書きたいと思った動機が、「英語で書いたフランス料理の本がない」ということに気付いたからです。この点も私が本を書いた動機とあまりにも似ているので、本当に自分を見ているような気がしました。

 もう一人の女性は、現代のアメリカ人女性で、このJulia Childの本にあるレシピ全てを、一年かけて試し、その結果をブログで発表するということをやってのけた人です。彼女が書いた本をもとに、この映画は作成されたようですが、この「ブログをする」というのも、私がやっていることで、この点も大変共感できる部分です。

 ということで、個人的に大変思い入れが深い映画で、DVDが出たら早速買わねば、と思ったのでした。今日の一言は、この映画の中でJulia Child のご主人が、彼女に言った言葉で、映画のオフィシャルトレイラーにも出てきます。今日のタイトルをクリックしてみてください!

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月22日土曜日

You will thank me later, ladies!

「後で感謝するわよ、女性の皆さん!」

 以前もご紹介しましたが、"Down Home with the Neely"という料理番組で、ピザ生地にハーブ入りのクリームチーズを塗り、その上にズッキーニと紫玉ねぎを乗せた料理を紹介していました。そこには肉がないので、普通のピザに比べればカロリーは低く、「ただ見ているだけで、体重が減りそうね」などと、妻は言っていたのですが、彼女が自慢げに言っていたのが、今日の一言です。確かにとってもおいしそうなので、一度試してみたいレシピです。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

Can I help you something?

「なにか御用ですか?」

 仕事からの帰り道、近所の少し曲がった坂道を降る時に、前から車が来るのが見えました。両脇には路上駐車している車がたくさんあり、少し距離があったものの、急ぐことなくその車が通り過ぎるのを待っていると、開けていた車の窓から私を見ていたティーンエイジャーが言った言葉です。確かにその車は少々のろのろしていて、来るまで時間がかかったのですが、だからと言って、私が行こうとすれば途中でぶつかるのは目に見えていました。その僅かな間でも止まっていれば「怪しい奴」と思うなんて、なんか間違っていると思うのです。そのティーンエージャーの声から、明らかに「疑っている」のが良く分かりました。
「いいえ、ただ単に、車が通り過ぎるのを待っているだけよ。」
と私が言うと、「オーケー」と彼女は言いましたが、そんなことにも気付けないのかと、思った私でした。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月16日日曜日

My bad

「私が悪うございました」

 今朝、夫が仕事に出かける前の、キッチンでの出来事です。夫が新しいコップに氷を入れ、「僕の水、取ったでしょ」と言うのです。「取ってないわよ。あれは、最初っから私の水のコップです。」と、私が言うと、リビングルームにある、彼が使っていたコップが目に入ったのか、「あ、あそこにある。悪い、悪い」と謝ったのでした。素直で、なかなかよろしい。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

BYCTWD

「子供参観日」

 アメリカでは、職場に自分の子供を連れてきても良い日、というのがあります。子供達にとっては、社会見学であり、仕事をするとはどんなことかを学べる日でもあります。私の会社でも、一年に一回くらいこういう日があって、この日はかわいいアシスタントがいっぱいで、「私の叔母がこんなことを言っていました」というメールが来たり、小学生の女の子が書類を机まで持って来てくれたりします。BYCTWDとは、"Bring Your Child To Work Day"です。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月14日金曜日

I spoilt her

「娘を甘やかした」

 一年ほど前に結婚した娘を持つ父親に、私の友人が「娘さんはどう?幸せな結婚生活を送っているのかしら?」と聞くと、お父さんは少々顔をしかめて、彼女があまり旦那さんとうまくいっていない様子を語りだしました。
「私は、娘を甘やかしたからね。どうも、協調してやっていくということが、うまくできないらしい。」
やっぱ人間は、若い時、苦労しといた方が、後々幸せになれるんだ、と思ったのでした。

ところで皆さん、やっと「ダービン家 地球を行く」の「ニューヨーク第一日目」を更新しました!ボストンからグレイハウンドに乗って、ニューヨークに行き、夜のタイムズ・スクエアーを散歩し、コメディーショーを見た、というお話しです。ぜひぜひ、読んでください!今日のタイトルをクリックすると出て来ます!

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月13日木曜日

Almost

「完璧まで、あと一歩」

 昨日、久しぶりに一緒にテレビを見るという、普通だけど夫が仕事の日には、我が家ではありえないことをしました。でもって、録画してあった番組を見ていたんですけど、コマーシャルになれば、当然早送りにしますよね。で、その時珍しく私がリモコンの主導権を握っていて、コマーシャルを飛ばし、番組が始まる所まで早送りし、「う~ん、完璧」などと自画自賛していると、夫が言ったのが、今日の一言です。まあ、確かにちょっとコマーシャルかぶっちゃったけどさ~、いいじゃないのそれくらい!

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月9日日曜日

He was pardoned

「彼は、特別に許された」

 昨日の夜、夫と一緒に"Nixon and Frost"という映画を、家で見ました。見たと言っても私はいつも通り、途中で寝てしまったのですが、この映画は、アメリカで唯一辞任した大統領ニクソンと、彼をインタビューしたイギリスのジャーナリストの実話に基づくお話しです。ニクソンは、「ウォーターゲート事件」で、その当時の野党本部「ウォーターゲート」に盗聴機を設置し、盗聴していたと言うのです。この事件が明るみになり、ニクソンは大統領の地位を辞任しなければならなかったのですが、裁判にはかけられなかったらしいのです。映画の中で誰かが、「裏庭からこっそりと逃げ出したようなもの」と言っていました。そのことを夫が説明していたのが、今日の一言です。トム・ハンクス主演の映画「フォーレスト・ガンプ」にも、「ウォーターゲート事件」は出てきます。でもこの映画の中では、フォーレストがホテルに居る時、「誰かが、懐中電灯をちらちらさせていて良く眠れないから見回りに行って欲しい」とセキュリティーに電話すると、そこでウォーターゲートに盗聴機を仕掛けようとしていた犯人達が捕まるという設定で、フォーレスト・ガンプが事件を解決したように描かれています。

 さてさて皆さん、今日の表現の"pardon"という言葉、「許す」とか「恩赦」などと英和辞典には出ていますが、たぶん、元々はフランス語だったと思います。英語の単語の中にはフランス語が語源の物が、大変多いのです。私は、フランス語をアメリカの大学の授業で取り始めた時、すぐにこのことに気付きました。英語と同じような綴りで同じような意味の言葉が、教科書にいっぱい載っていたのです。それにしても、なぜだと思いますか?実は、中世のイギリスは、フランス王によって支配されていた時期があったのです。そのため、フランス語とフランス文化がどっとイギリスに押し寄せ、その時、英語は大きく変り、「古代英語」から「中世英語」に移りました。その変貌振り、そんじゃそこらの変化ではなく、全く違う外国語になったと言っても過言ではありません。英語は元々、「ドイツ語」だったのです。私は、アメリカの大学で言語学を専攻し、「英語史」は必修科目でした。そこで、この授業を教えていた教授(この教授は私の言語学人生の中で大変重要な方で、「師匠」とでもお呼びしたいくらいです)に、このことを説明してもらうために、彼の事務所に行ったことがあります。
「古代英語ってのは、元々、ドイツの一地方の方言だったんだよ。ドイツからイギリスを征服した人たちが話していた言葉が、古代英語なのさ。だから、例えば、ネブラスカ州の方言が(その当時私がネブラスカ州に住んでいたために彼が引き出した例です)アイオワ州(ネブラスカ州のすぐ隣の州です)に伝わって、その方言を「古代英語」と読んでいたようなものなのさ」
と説明してくれました。なので、古代英語と、むっかーしのドイツ語というのは、同じなのです。道理で、今でも、ドイツ語をボーっと聞いていると、英語と区別ができないわけです。確かにすんごく似ています。文章見ても、半分くらいは分かる気がします。でもですね、1066年にフランス王がイギリスを征服すると、イギリスでは、フランス語が公用語になり、英語は身分の低い者の言葉になります。その間に単語だけでなく、ずいぶんと核となる文法も大きく変化するんですね~。冠詞とか、動詞の変格とかが、ず~~~い分簡略化されます。現在の英語、動詞の変格は3種類しかありません。でも、古代英語ではドイツ語並に、もっといっぱいあったんですよ。こうして考えると、日本人のように、全く違う言語圏の人にとっては、ありがたい変化だったのではないかと、個人的には思います。8つとか動詞の変格覚えるより、3種類の方がよっぽど楽チンというもの。英語が世界中に広まったのも、こういった面が役に立っているのではないかと、これも私個人の意見ですが、思います。

 と、話しはかなり飛んでしまいましたが、今日のタイトルをクリックすると、ニクソンとフロストの映画のコマーシャルが出てきます。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

We made it Arizona

「アリゾナまで来たわ!」

 これも、先日ご紹介した"Great American Road Trip"からです。アリゾナでのチャレンジで最下位になった家族は、ワンワン泣き崩れ(よっぽど賞金が欲しかったんでしょうね)、周りの人たちが同情するほどでした。その中でお母さんが言ったのが、今日の一言。アリゾナまで来れたから、良かったということにしましょう、ということでしょうね。この中の"it"とは、このチャレンジ、または旅行のことを指すと思われます。「この旅行をアリゾナにした」「このチャレンジをアリゾナにした」とは、結局「アリゾナまで来た」ということになります。日本語にはこういった表現はないので、こういうのを聞くと、英語的表現だな~と思います。同じ番組でこのような表現を他にも二つ聞きました。

"We made it the half way." (旅の半分まで来たわ)

"We made it to the final 4." (最後の4組まで勝ち進んだ)

とまあ、こんな感じで使われます。「ここまでやり遂げた」といったニュアンスが入りますね。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月8日土曜日

I am feeling peaceful

「心穏やか」

 度々申し上げましたが、最近、また旅行に行きたくて仕方がない毎日です。そんな私が最近見ているのが、"Great American Road Trip"!この番組では、ルート66という古き良きアメリカが残っている旧街道を、7組の家族がRV(キャンピングカーですね)で旅をします。毎週「チャレンジ」というのがあって、最下位の家族が家に帰らなければなりません。最後まで残り、ルート66の終着点カリフォルニアまで辿り着いた家族が、賞金100,000ドルがもらえるという番組です。私は、家族のチャレンジよりも、彼らが行く場所に興味があります。前回は、地球の気「ボルティックス」が出ているという「セドナ」と、グランドキャニオンが映っていました。「あ~、セドナに行きたい!グランドキャニオンに行きたい!」と叫んでいた私でした。

 さてさて今日のお題は、この番組で最下位になった家族のお父さんが言った言葉です。最下位になって家に帰らなければならないのなら、悔しかったり、悲しかったりするものかもしれませんが、彼は、「グランドキャニオンまで辿り着け、幸せです。家族で良い思い出ができました」と、なんとも謙虚。こういう人を見ると、アメリカって良い国だな~と思うのです。

 今日のタイトルをクリックすると、"Great American Road Trip"のホームページが出てきます。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月4日火曜日

He feels guilty

「彼は、申し訳ないと思っている」

 夫の会社でリストラされた人がいる中、昇給を貰っている人もいるらしい。給料アップをゲットした同僚のことを話していた夫が言った言葉です。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2009年8月3日月曜日

They are popping

「ポンポン、弾けてる」

 ケロッグ社のシリアル「ライス・クリスピー」のコマーシャルからの引用です。小さなライス・クリスピーは、牛乳をかけると、ポンポンと弾ける音がするので、その音に女の子が耳を澄ましているという、かわいらしいコマーシャルです。ライス・クリスピーは、溶かしたマシュマロとバターと混ぜ合わせて固め、切り分けた物が、おやつに良く食べられます。これを作ると、私の夫は「ワーイ」と喜んで食べます。アメリカでの昔ながらのお菓子なんですね。私も留学生時代、大学の学食でよく食べました。今日のタイトルをクリックすると、Rice Crispy Treatの作り方が出てくるので、ぜひトライしてみてください!

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村