「やっと、英語を話す者が現れた」
と直訳的ですが、こういうジョーク(日本人からみると嫌味なんだけどね)は、まあ、英語圏以外では、通じないでしょうね。先日、夜中の1時まで近所の映画館で見た映画「The Avengers」からの引用です。このAvengersってのは「復讐者」ってな意味ですが、これが誰かというと、アメリカ映画の「ヒーロー全員集合!」ってな感じなんですね。「アイアンマン」(なんでこんな綴りにしたのか、私にはわからないんですが、「アイロンマン」だと、「アンパンマン」みたいなイメージがまとわりつくからでしょうかね?それとも、アイロンを振りかざす変な人とか、はたまた、「アイロンがけの達人」とか。日本語でIronは、「アイロン」って訳されてかなり久しいのに、なんでまた、新しいカタカナ綴りを作らなければいけないのか、私にはわかりません!「アイロン」に対してヘンなイメージを抱かれるのを恐れるのなら、Ironを「鉄」と訳せば良いだけの話。「鉄人」は、「アイアンマン」より、ずっと立派な訳だと思います!!)と、「ソー」と「キャプテン・アメリカ」と「ハルク」と「ブラック・ウィドウ」と「ホークアイ」なんていう豪華な顔ぶれ。こんなヒーロー達を一緒に一つの映画を作ろうと考えた人がいるとは、驚きです。映画の予告を見たい人は、こちらの公式ホームページをどうぞ。
http://www.marvel-japan.com/movies/avengers/
ところで、今日の表現なんですが、この会話に参加していた人達は全員、それまで英語を話していたのに、突然、「やっと、英語を話す者が現れた」ってのは、変だと思いませんか?でもですね、アメリカ人は、そんな話し方をするんです。(それもしょっちゅう。)この場合の"English"ってのは、「自分がわかる言語」つまり、「つじつまの合う内容」って事なんです。この表現を言ったのは、「アイアンマン」なんですが、それまで彼が言ってることに納得する人がおらず、でも突然ドクター・バナー(ハルクが普通の人間の時)が話し出して、それで今日の表現が言われたんですね。なんで、「やっと、話しが通じてきた」ってな意味です。
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