「14ドルの貸しがあるからね」
昨日の午後、とある駐車場に止めてあった私の車が、エンジンをかけようとしても、ウンともスンとも言いません。きっと熱でダウンしてしまったのだろうと思い、友達に頼んで家まで送ってもらいました。家に着いてから、仕事をしている夫に何度も電話しましたが、返事がありません。あきらめて先に寝ていると、午前3時15分に家に帰ってきました。また、大量に休んだ人がいて、遅くまで帰れなかったようです。それで、午前3時半ごろに家を出、私の車が止めてあった駐車場まで、深夜のドライブ。二人とも、頭がボーっとしている中、かなりの時間をかけてやっと私の車のエンジンを立ち上げ、(結局バッテリーが上がってたみたい)家に再び着いたのは、朝の4時半でした。
翌日(同日?)、私の出社時間に車をスタートさせようと思っても、充電器でバッテリーを充電したにもかかわらず、またエンジンがかかりません。こりゃ、新しいバッテリーを買わなきゃどうにもならんわ、と思い、今日は遅れることを自宅から同僚にメールし、またベッドの中に。少し目が覚めていた夫に、「エンジンがかからない」と告げ、彼が起きなければいけない時間まで、少々居眠りをしました。再び目が覚めたときは、夫はすでに仕度が整っていて、「今からバッテリーを買いに行こう」と言います。「え?」とあわてて、準備をしだした時は、夫は彼の車を発車していました。家に帰ってきて、バッテリーを交換している時に彼が言ったのが上の一言。
ちなみに、「14ドルだなんて、アメリカではそんなに車のバッテリーが安いのか」と思われるかもしれませんが、前回買ったときに、「使い終わったバッテリーを返却すれば、お金を返す」とかいう保険みたいなのに入っていたので、45ドルのバッテリーを14ドルで買えたそうです。
最後になりましたが、"Owe" というのは、「~に借りがある」といった意味です。お金を貸し借りした時や、誰かの「世話になった」時などに、よく使われます。