2015年6月11日木曜日

Instant karma!

「即行の因果応報!」

 夫と私は、MSNBCというニュースチャンネルのファンで、その中でもお気に入りなのが、「The Rachel Maddow Show」。文字通り、Rachel Maddowという方の番組なんですが、彼女は、確かPolitical Scienceで博士号も持っている才女です。で彼女が政治やその日に起こったニュースを、とうとうと語ってくれるのです。

 そこでRachelが、とあるビデオを紹介していました。運転している車から撮った携帯ビデオなんですが、そこに映っているのは、中指を立てて、なにやら叫んでいるクレイジーな運転手。ビデオを撮っている車のすぐ横を走っていきました。しかし、そんな悪いことをすると、罰が当たるってもんです。その車は、バランスを失って、隣の車線に突っ込んでしまい、中央分離帯にぶつかって、車が破壊されてしまいました!それを見てRachel が言ったのが、今日の一言です。

 「Karma」ってのは、日本語でいうと、「宿業」という意味です。仏教の言葉でもあるのですが、アメリカ社会にはかなり浸透した言葉で、アメリカ人が普通に使うと、「何か悪い事をした後に、その報いとして、何か悪い事が起きる」といった意味で使われる事が多いです。

 もう一つ、おもしろい話題だなと思ったのが、Franklin Grahamという方が、(この人はテレビでミサを行なう方だそうです)、彼の銀行「Wells Fargo」が、レズビアンのコマーシャルを作ったので、それに耐えられず、自分の預金を全部他の銀行に移した!そうです。しかしその新しい銀行は、フロリダのゲイコミュニティーを大々的にサポートしている銀行で、「前の銀行よりも、更に筋金入りにゲイな銀行だったのよね!もう、笑っちゃうわ!」と、リポートしてました。このRachel、実はレズビアンなのです。そんな彼女にとって、この話題は痛快だったようです。これも「Instant karma」でしょうかね?

 Wells Fargoのコマーシャルってのは、二人の女性が、耳の聞こえない女の子を養女として迎えるというストーリーです。最初にインターネットや教室に通って、手話を習い、最後に女の子に会いに行く。そこで、「私達は、あなたの新しいママよ」ってので終了します。そんな心温まるコマーシャルは、こちらをどうぞ。


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