2008年9月6日土曜日

Prove me wrong!

「私が間違っていたと、証明しなさい!」

 以前にも申し上げましたが、私はリアリティーショーが大好きです。最近楽しみにしているリアリティーショーに「America's Got Talent」というのがあります。これは、アメリカ全土から、どんなタレントでも良いから、何かパフォーマンスできる人が集まって、オーディションをするという、アメリカ最大のオーディションです。(たぶん世界最大でしょうね。)1位になれば、賞金百万ドル(日本円だったら1億円くらいね)とラスベガスでショーができます。今年で3年目なんですが、去年の最優秀賞受賞者は、現在ラスベガスで年収1億ドル(だから100億円くらいです!!!)を稼ぐ大物になったらしい。なもんだから、オーディションには全国各地から、たくさんの人たちが押し寄せます。中には「勘違い」した人たちもたくさんいるのですが、それはそれで楽しいものです。

 さて上の言葉は、審査員の一人ピアスが言った一言です。彼は3人の審査員で、一番批評が厳しいイギリス人審査員です。彼の批評はあまりにもひどすぎるので、よく観衆からブーイングを貰うのですが、これは、彼の酷評に怒ったパフォーマーが怒りを顕わにした時、言ったものです。

 先週のオーディションでは、私が今まであまり期待していなかったファミリーによる歌とバイオリンなどの楽器演奏がありました。このファミリーには7人の子供があり、超大家族ですが、この家族全員によるパフォーマンスです。子供達は母親によって小さい時から音楽の英才教育を受けているらしく、バイオリン、ビオラ、ハープなどが弾け、歌もそれはそれは上手です。今回のパフォーマンスでは、少年達(7人の子供のうち、下の4人は全員男の子で、上の3人は女の子です。)の美しい透き通った歌声と、姉達の大人の歌声が、バイオリンの美しい音色に重なり合い、それはそれは美しい音楽となりました。心の芯にピーンと響く音楽で、さんさんと魂の音色が降り注ぐ気がしました。あまりにも美しいので、夫が帰ってくる前に30回ほど見て(もちろんTiboしてます)、夫が仕事から帰ってきてから、また10回以上見ました。夫もとても美しいと言っていました。こういう風なパフォーマンスが出てくるところが、このショーの良い所だと思います。