「無料でお持ち帰りいただけます」
フフッと思った今日の一言。いえいえ、「フフッ」どころじゃございませんね。実際、「ヤッピー!」って、帰りの車の中で叫んでましたからね。昨日、アメリカは「サンクスギビング」だったのですが、今年は、なんと我が家に10名が勢揃い!ホスト家の主婦として、これは大変な事です。アメリカ人の義理母、叔母、姉、いとこ、甥、姪に、アメリカ伝統のサンクスギビングディナーを準備するとなれば、そりゃかなりのプレッシャーです。といっても、義理家族も、なんだかんだと、色々持ってきてくれたので、私一人で全て料理したわけじゃございません。それでも!主役の「ターキー」は、私が作りました!ハーブいっぱい使った、とってもおいしいターキーで、大好評でした!
それでもってですね~、今日の表現なんですが、このサンクスギビングの前日、10名来るということで、家にある机3つをつなぎ合わせたので(大きさも形も違うテーブル)、せめてテーブルクロスでもかけて、統一感を出しましょうと思って、最後の買い物のついでに、そのスーパーでテーブルクロスを探したら、なんと特売で一つ8ドルで売ってました!本当は、安いビニールのを買おうと思っていたのですが、8ドルなら来年も使えるし、ちゃんとした布製のテーブルクロスを買おうと、3つカートに入れて、レジに。でも、そのレジの値段表示盤を見ると、なんとそのテーブルクロスが、一つ17.88ドルになっている!えっ、なんで!そんなに高いなら、これ買わないわよ~と思い、レジの人に「これ、8ドルって書いてあったんですけど」と言うと、全てのレジ作業を中止し(アメリカでは、こうして何か予期せぬことが起こると、全てを中止し、解決するまで、何も進みません。もう少し効率よく、同時進行できないものかね~と、日本人の私はいつも思います)、マネージャーを呼ぶと、コレコレシカジカと、レジ係が説明しました。すると、そのマネージャーは、私にそのテーブルクロスがどこにあったかを聞き、「もし、私達が間違っていたら、無料でお持ち帰りいただけます」と言ったのが、今日の一言という訳です。もう、私は小躍りしてしまいました!当然、値段を確認し帰って来たマネージャーは、"Oh, boy!"(いやはや)と言いながらも、3つとも値段を差し引いてくれました!「私達が間違っていたら無料」ポリシー万歳!こういうポリシーを持っている店が存在するのは知っていたのですが、実際その特典が受けられたのは初めてだったので、嬉しさも倍増。まるで、懸賞に当たったような気分です。当然、このことは、まずその日、夫に自慢し、翌日のサンクスギビングデーでも、3回に渡って披露しました。母は、「どうやってやったの?」と、興味津々。少々羨ましそうなのがわかり、「フフッ」と思った次第です。とにかく、とっても楽しい感謝祭でした。
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