2010年11月26日金曜日

You can get it for free

「無料でお持ち帰りいただけます」

 フフッと思った今日の一言。いえいえ、「フフッ」どころじゃございませんね。実際、「ヤッピー!」って、帰りの車の中で叫んでましたからね。昨日、アメリカは「サンクスギビング」だったのですが、今年は、なんと我が家に10名が勢揃い!ホスト家の主婦として、これは大変な事です。アメリカ人の義理母、叔母、姉、いとこ、甥、姪に、アメリカ伝統のサンクスギビングディナーを準備するとなれば、そりゃかなりのプレッシャーです。といっても、義理家族も、なんだかんだと、色々持ってきてくれたので、私一人で全て料理したわけじゃございません。それでも!主役の「ターキー」は、私が作りました!ハーブいっぱい使った、とってもおいしいターキーで、大好評でした!

 それでもってですね~、今日の表現なんですが、このサンクスギビングの前日、10名来るということで、家にある机3つをつなぎ合わせたので(大きさも形も違うテーブル)、せめてテーブルクロスでもかけて、統一感を出しましょうと思って、最後の買い物のついでに、そのスーパーでテーブルクロスを探したら、なんと特売で一つ8ドルで売ってました!本当は、安いビニールのを買おうと思っていたのですが、8ドルなら来年も使えるし、ちゃんとした布製のテーブルクロスを買おうと、3つカートに入れて、レジに。でも、そのレジの値段表示盤を見ると、なんとそのテーブルクロスが、一つ17.88ドルになっている!えっ、なんで!そんなに高いなら、これ買わないわよ~と思い、レジの人に「これ、8ドルって書いてあったんですけど」と言うと、全てのレジ作業を中止し(アメリカでは、こうして何か予期せぬことが起こると、全てを中止し、解決するまで、何も進みません。もう少し効率よく、同時進行できないものかね~と、日本人の私はいつも思います)、マネージャーを呼ぶと、コレコレシカジカと、レジ係が説明しました。すると、そのマネージャーは、私にそのテーブルクロスがどこにあったかを聞き、「もし、私達が間違っていたら、無料でお持ち帰りいただけます」と言ったのが、今日の一言という訳です。もう、私は小躍りしてしまいました!当然、値段を確認し帰って来たマネージャーは、"Oh, boy!"(いやはや)と言いながらも、3つとも値段を差し引いてくれました!「私達が間違っていたら無料」ポリシー万歳!こういうポリシーを持っている店が存在するのは知っていたのですが、実際その特典が受けられたのは初めてだったので、嬉しさも倍増。まるで、懸賞に当たったような気分です。当然、このことは、まずその日、夫に自慢し、翌日のサンクスギビングデーでも、3回に渡って披露しました。母は、「どうやってやったの?」と、興味津々。少々羨ましそうなのがわかり、「フフッ」と思った次第です。とにかく、とっても楽しい感謝祭でした。

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2010年11月20日土曜日

No blackout dates

「除外日無し」

 これぞ、「言えそうで言えない英語」ってな感じじゃないですか?なるべく、そういう言葉を選んで、このブログに載せてるつもりなんですが、今回のは、「絶対載せなきゃ!」と思いました。調べ物かなんかを、インターネットでしてた時、"blackout"って言葉が出てきて、ふと、「Capital One」というクレジットカードのコマーシャルが、頭を過ぎったのです。クレジットカードでマイルを貯めると、航空券がもらえたりしますよね。でも、「除外日が多すぎて、結局利用できたものじゃない、ってのが多いけど、うちのクレジットカードには、その除外日が無い」って事を言いたいのであろうコマーシャルがあるんです。今まで、"blackout"って言ったら、単に「停電」と私は思っていたんですが、フムフム、こんな風に使えるんだ~って、再発見しました。

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2010年11月18日木曜日

Keep dreaming

「まあ、夢見続けて」

 と言われたのは、「ねえ、ねえ、コロラドのデンバーに行こうよ~」と、またまた突然提案したから。今日、うちの会社の今年の年末ホリデー休暇状況を貰い、結構、連休になっていることを発見!これなら、ちょっとしたバケーションに行けるじゃん!と、テンションが上がり、早速、「サウスウェスト航空」のウェッブサイトを調べたら、ビンゴ!「冬の大セール」やってました!カンザスシティーからデンバーまで、片道65ドル、往復130ドル!これは、行くっきゃないでしょ~!ってなもんで、夫に交渉中です。冬だから、スキーとか良さそう。楽しみだ~!

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2010年11月13日土曜日

Bojo got cabin fever

「ボジョが、『あ~外に出たい!』病にかかった」

 過去2日間、カンザスシティーでは、雨が降りました。12日ぶりの雨だったので、環境には良い雨だったんでしょうが、風はビュンビュン吹くし、運転中、ワイパーかけても前が良く見えないしで、「あ~今日の散歩は中止!」と決意して帰宅。しかしボジョにとっては、涼しくて最高の気温!「ねえ、ねえ、散歩に行こうよ~!」と、私を誘いに来ます。「でもね~、雨降ってるし、風吹いてるし、寒いから(人間にとっては)、家にいよう」と私が言っても、ブツブツ文句を言ってます。(ディズニーの映画のようですが、本当に私達は会話ができます。)そして、家に帰って来た夫にも、「Isoちゃんが散歩に連れて行ってくれない!」と、抗議しました。そこで夫が言ったのが今日の一言。"Cabin fever"とは、狭い所に引きこもって、長い間、外に行けない状態で、情緒不安定になること。ボジョの場合、家の中をぐるぐる走ったり、カーペットを掻き毟ったり(ヤメロ~!)、やたらとケンカを売りに来たり、一晩中付きまといます。これは、Cabin feverじゃないのですが、ボジョは、目が覚めたら私を起こさなければならないと思っているのか、朝の3時とか、よく私を起こしに来ます。トイレに行かなきゃ行けないのかと思い、私は必ずベッドから起き上がって、外に出してあげようとするのですが、どこにも行かないことも、しょっちゅう。「なら、なんで起こすのよ~!」と思うのですが、「それが習慣だから」ってなもんで、彼は気にしません。で、起こすのは、いつも私で、「ダディー」の夫じゃありません。元々、夫が買った犬なんですけど。この辺がフェアーじゃないと思うのですが、まあ、仕方ないです。

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2010年11月8日月曜日

I am not in the position to say "No"

「断れる立場じゃないから」

 皆様、「デスパレートな妻達」ご覧になっているでしょうか?何を隠そう、私も見ています。日曜日の夜の楽しみです。やっぱ、ドラマな番組ですね~。これでもかってほど、色んなことが、あの「ミステリアスレーン」で起こってるんですね~。なので、名文句も多いです。今日の表現も、なかなかの名文句だと思いませんか?これは、スーザンが言った言葉です。今のスーザンは、「超貧乏な生活」をしていて、最近始めたアルバイト(少々いかがわしい仕事でした)が、彼女が教えていた小学校に通う生徒の母親にばれ、教師の職を首になったのでした。(え?日本じゃ、そこまでいってないって?少々、先回りしてすみません。)でもってですね、こんな「デスパレートな」スーザンが、友人の「ベビーシッターの仕事をしない?」という電話に残ったメッセージを勘違いし、「インテリアデザイナーの仕事をしない?」と思って、大喜びで友人の家に行ったら、本当はやっぱり「ベビーシッター」の仕事で、とってもがっかりし、なんだか怒りを顕わにしながら、仕事をしていると、友人が「どうしたの?」と問いかけ、正直に勘違いしたことを言い、今日の表現「断れる立場じゃないから」を言ったのでした。「断れる立場じゃない」とは、最初、「友人から頼まれたから、断れない」のかと思ったのですが、それより、やっぱり「仕事がなくて、デスパレートな状態だから、どんな仕事でも断れない」って事の方が、本音だと思います。

 なんと、アメリカの「デスパレートな妻達」のホームページには、放送された番組が「フル」で見れるのです!なんとも、インターネットな時代ですね~。私が日本にいた時は、こんなに簡単に英語の番組が見れませんでした。今日のタイトルをクリックすると、今日の表現に引用した番組が見れるので、ぜひ見てください!かっなり見てからじゃないと、今日の表現は出てこないので、ご辛抱強く。

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2010年11月3日水曜日

It's kind of depressing

「なんか、落ち込むね」

 皆様、昨日の選挙の結果、既にご存知と思いますが、誠に誠に、残念です。Republicanの圧勝なんて、それも、1962年(だと思いますが、ちょっと数字は定かじゃありません)以来のDemocrat席の少なさに、ブッシュが再選した時と同じくらいの不安さを感じますね。こんなにRepublicanが圧勝したのは、オバマ大統領の「国民健康保険」を滅多切りに非難したTea Partyのせい。許せん!今時、先進国で国民健康保険が無いのなんて、アメリカだけです。こんな"Cave man"みたいな政府から、やっとちょっと「卒業」したと思ったら、この有様。目覚めよ、アメリカ!!「国民健康保険」なんて、「子供が学校に行ける」のと同じレベルの、どの国でも最低限、政府が保障しなければならないものです。これに、こんなに反対するなんて、アメリカ人の阿呆さにも、ほどがある!こんな「反オバマ旋風」が吹き荒れている中、「オバマ大統領の大ファン」である私は、今度オバマさんが、二期目の大統領に立候補する時には(と、勝手に立候補すると思っているんですが)、ボランティアで働こうかと、思ってます。アメリカ市民でもないし、選挙の投票権も無いけど、オバマ大統領を守る為なら、何でもします!と、闘志に燃えている私。うん、ぜひ、そうしよう!

 ところで、今日の表現は、こんな悲惨な選挙結果を見て、夫が言った一言です。ここで、注目したいのが、"depressing"。動詞の"depress"は、「誰かを落ち込ませる」という他動詞ですが、これに"ing"をつければ、「~を落ち込ませる要因となるもの」という形容詞になります。つまり、今回のように、ひどい選挙結果に「この先、どうなるんだろうと、不安になる」ということで、"it"、つまり「ひどい選挙の結果」を形容しているのです。だから、現在進行形なんかじゃありません。でもってですね、これを「受身」のように"ed"をつけて"depressed"にすると、「落ち込んでいる」とか、「うつ病にかかっている」という、これも「形容詞」になるんですね。さらに!名詞化して"depression"にすると、「うつ病」そのものになります。アメリカのうつ病の薬のコマーシャルで、"Depression hurts. Cymbalta can help"というのがあります。まあ、こんな風に使える、ということです。一つの単語が、どのように派生して、どのように使われるか、少々、説明してみました。

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