「キャッシュ・バック、ご希望ですか?」
ここまでに行き着くのには、話が長くなりそうです。(最後だけ言っても良いんだけど、なんか今日は書きたい気分なので。)元々の始まりは、私の本屋ボランティア仲間の一人が、「来週、バレーを見に行かない?」と言った一言でした。そのバレーの鑑賞券は30ドルするといいます。でも彼女の友達から、もしかしたら割引チケットが買えるかもしれないとのことでした。で、今日、本屋で働いているときに、「バレーのチケット、13ドルで買えるって!」と言うので、もちろん一緒に行くことにしました。それで友人は、「明日、13ドル持ってきてね」と言います。普段現金を持ち歩かないアメリカ社会に住んでいる私は、手元に13ドルが無かったので、どこで現金を得ようかな~と考えながら、車に乗りました。
さてさて、朝はとても寒かったのですが、建物を出たときは気温が低くなってきているとはいえ、澄んだ空気が気持ちよく、そのまま、ファーマーズマーケットに行き、野菜と果物を買い、マーケット近くにあるお店をぷらぷら見ながら、「あー、クリスマスツリーがもう出てるわ」など、悠長な時間を過ごしました。その後、スーパーに行こうと思って車を走らせていると、「そういえば、リンスがもう切れてるんだわ」と思い、私がいつもシャンプーとリンスを購入しているお店(スーパーの2軒隣)に行き、その後、先日「お買い物上手」と誉められたことを思い出し、「そうだ、久しぶりに、スリフトストアーにも寄っていこう」と、ドアを開けました。(これはスーパーの隣。)今日は天気も良く、20%オフのセールをやっていたせいか、そのスリフトストアーには、たくさんの人がいました。で、適当に見ていると、古いビデオコーナーを見つけ、「そうだ、ここなら、今まで探していた「真っ赤なお鼻のトナカイさん」のビデオがあるかもしれない」と思い、一つ一つ見ていると、あった!!ヤッピー!ついでに「セント・ニコラスの訪問」もあるではないか!実は、サンタクロースに関するエッセーを書きたいと思っていて、資料のためにこの2本のビデオ、もしくは本を探していたのですが、なかなか見つからなかったのです。これを、1本たったの1ドル、しかも20%オフだから、実際は1本80セントで購入!たまりませんね。今日、そのビデオを見るのが楽しみ。ちなみに、このスリフトストアーでは、ラルフ・ローレンのまだ新しそうな茶色のシャツを5ドルマイナス20%の4ドル、ジャケットを6ドルマイナス20%の4ドル80セント、アルバムを4ドルマイナス20%の3ドル20セントで、購入。バーゲン・ハンターここにあり!って感じですね。
でもって、この後やっとスーパーに行き、食料品をレジに運び、お金を払う段階で、「現金、現金!」とチケット代を払うためのキャッシュをここで得ることにしました。「なぜにスーパーでキャッシュが得られるの?」と思うかもしれませんが、アメリカでは、キャッシュカードや、デビットカードで支払いをすると、「キャッシュ・バック」と言って、自分の口座から現金を引き出すことが出来るのです。つまり、お店がATM代わりというわけ。全ての店がしているわけではありませんが、私はこのサービスを良く利用するので、久しく銀行には行っていません。このことが言いたくて、こんなに長々と書いてしまったのですが(ちなみに今日の一言は、クレジットカード/デビットカードを読み取る機械が聞いてくる台詞です)、この時のレジ係が他の客と話しをしていて、私に20ドルを渡すのを忘れてしまいました。「20ドルキャッシュ・バックって頼んだんですけど」と言うと、「あら、ごめんなさい」と、あわてて20ドル札を渡してくれました。皆さんも、こんな不注意なレジ係に注意しましょう。