「12ドル節約するのに、10ドル払った」
会社の同僚が、会社支給で大学に行き、卒業したという話を聞き、学校に行くことに目覚めた夫。その同僚と同じ大学の同じコースで授業を取ることにしました。アメリカではこうして、大人が社会に出てから、大学に戻り、スキルアップして、更なる昇進を狙うことが、良くあります。門戸もかなり開けていて、そんな大人たちが授業を取れる大学もたくさんあり。日本の「お稽古事」感覚に似ています。でも、日本と大きく違うことは、大学の本当の授業が取れるということ。だから、きちんと「学士号」とか取れるんです。日本で、例えば「フランス語」の学校に行っても、大学の仏文科を卒業するのとは違いますよね。でも、アメリカでは、本当に大学の仏文科に入って、学士号とか、博士号とか取れるんです。これは、とってもいいシステムだと思います。
さてさて、来週からクラスが始まるとあって、「教科書を買わなきゃ」ということに気付き、大学の本屋に電話すれど、既に「売り切れ」!焦る夫は、Amazon.comとか、オンラインで色々探せど、なかなか見つからなかったそうです。それで地元の図書館に電話すると、授業で使う本が一冊だけ借りれるということ。その他にも必要な本があるのですが、とりあえず一冊でも借りれるのなら、それに越したことはないということで、夕飯の後、車で図書館まで一緒に行きました。そこで、「12ドル」の本をゲット。1ヶ月借りられると言うことですが、その後、誰も予約を入れていなければ、延長できます。その後、図書館内を回って、映画のDVDを借りました。フランス映画の「ココ・シャネル」。まだ見ていないのですが、無料でこんな映画が見れるのなら、もっと図書館を利用するべきだと思いました。
それでもってですね、今日の表現は、ここからです。図書館を出て、ボジョの散歩をしている時(ボジョは、私達が図書館にいる間、お行儀良く、車の中で待っていました)、「バーガーキングでアップルパイでも買っていこう!」と夫が言い出し、「小さなアップルパイを二人で食べるくらいいいか」と思い、その後、バーガーキングに行くことになりました。ところがどっこい!アメリカ男の夫が、バーガーキングに行って、小さなアップルパイだけで満足するはずがありません!そこで、「ねえ、ねえ、チキンサンドを半分こしよ~」と言い出します。私は、そんなデブ度が増すような物は食べたくない!と言えど、夫はどーしても食べたい様子。ついでに「オニオンリング」と、「パイ」二つも頼んでいました!そして結局、10ドルくらい払うことに。12ドル節約するために、図書館に行かなければ、バーガーキングで10ドル払う必要は無かったわけです。その上、さらにデブになるし!何のために図書館に行ったんだ~!てなもんです。でも、「ココ・シャネル」借りたから、まあ、その他の収益はあったか。
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