「こてんぱんに、やっつけられる」
うちの会社のとある男性社員の言葉です。彼の奥さんは60歳というのに、空手を習っていて、練習相手に旦那さんを道場に連れて行き、彼を「うりゃ~」と投げ飛ばすそうなんです。この言葉を聞いたうちの部署の秘書が、"I would pay money to see that" (お金を払ってでも、見てみたいね)と言いました。この言葉も、とっても彼女らしい言葉で、「今日の表現」にしたいぐらいなのですが、今回はここに含めておきました。でもってですね、この「妻に投げ飛ばされる男」、これを「自慢げ」に言うんです。「60歳なのに、若い衆と一緒になって、自分を投げ飛ばすことができる」って感じで、「すっごいでしょ~」と、つまり自慢してるんです。この時オフィスに、外の会社の人が仕事でやってきて、彼を相手に延々とこの話をし続けるんです。「空手の型が150くらいあって、それを覚えるだけでも、大変なものだよ。腕立て伏せも、150回やるんだぜ」ってことです。もう孫もいる熟年夫婦。こんなに仲がいいのは、とっても素敵だと思いました。
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