2009年11月17日火曜日

He is the man!

「彼ほどの適役者は、いない」

「彼はその男です」などと、訳してはいけません。一見、とても簡単そうに見えますが、訳すのにとても「困る」表現です。なぜかというと、日本語ではこういう表現をしないので、直訳できないからです。それでもって、いろんな意味にも取れるから、いろんな訳し方ができます。実際、私も困ってます。「う~ん」と、どれもピッタリいかない感じ。実は、この表現、ずーっと昔にテレビで見て、「ブログで使お~」と思いつつ、そのままになっていました。(そんな表現が山のようにあります!発した言葉なんて、その瞬間から消えていってしまうから、気に留めて覚えておかない限り、「なんだったっけ~」ってのが、大抵です。夫の言葉が少ないのも、会話している時は、話に夢中で、気に留めていないからで、何も、夫と話しをしていないからではありません。)
話がそれてしまいましたが、前に思った訳は、「頼むなら彼よ!」でした。今回のエピソードは、ハリソン・フォードが新しい映画で監督兼俳優もやっていて、その映画が、医療に関することだったので、医療関係や薬業界、保険業界まで、映画を作るのに、いろんな分野から「承諾」を得なければならず、その難しいことを全部一人で引き取ってやってのけました。そして、映画に出演した他の俳優が、ハリソン・フォードの事を"He is the man!"と言ったのです。つまり、「彼ほど、やりきる人はいない」といった尊敬の念が込められています。「他にこれをやれる人はいない」とかね。うん、これはちょっと良い訳かもしれない。

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