2016年2月20日土曜日

That's definitely a little agonizing

「それは確実に、少々痛い」

 今日、私がバスルームにいる時に、のそのそとやってきた夫。で、煌々と照るバスルームのライトの下で(ってほどまぶしいわけじゃないけどね。まあ、他の部屋に比べれば、物事がはっきり見えるって感じですか。)夫の肩の付け根に、何やら線があるのを発見。それも、両方、平行するようにあるのです。で、「どこでそんな傷、つけたの?」と聞くと、(本当に傷かと思うくらい、くっきりしてました。)「ああ、これ、ストレッチマークだよ」というのです。普通、"stretch mark" って言うと、妊婦さんがお腹のでっぱりのためにできるもんかと思ってましたが、ななんと夫は、成長期にググンと伸びたので、腕と胴体の間にストレッチマークができたんだそうな。え、そんなもんなの?とびっくりすると、10歳くらいから、高校生くらいまで、グングン身長が伸びたんで、「体が痛くて寝れない時もあった」と言うのです!ってことは、一晩で体が伸びちゃうんですか?朝起きたら、数センチ高くなってたとか?すんごい勢い。まあ、今の夫の身長になるには、それだけ伸びなきゃなれなかったんでしょうけど、けた違いの成長ぶり。「まあ、君にはそんな経験ないだろうけどね」と夫。はい、そんな経験はございません。成長期の男子って、大変なのねと知った経験でした。

 ところで皆さま、今日、夫と一緒にカンザスシティのファーマーズマーケットに行ってまいりました!とっても暖かい日だったので、マーケットにはたくさんの人がいました。私たちは、久しぶりに夫のバイクで参上。で、野菜を買った後、一通りくるっとお店を見学した後、やっぱり夫はいつも通り、Minsky'sっていうピザ屋を選び、私たちは、そこで遅いランチ/早めのディナーを食べることにしました。で、夫が「最近、カンザスシティに対して、愛国心みたいのが湧いてきてね。街にはStreetcar(路面電車)の線路が引かれて、もうすぐ走り出すっていうし、去年はロイヤルスがワールドシリーズで優勝したし。」と言うので、私が
"Because you witness the history of Kansas City."
と言うと、「なんて詩的な表現なんだ!」と、えらく感動しているのです。そんなもんかい。これはずいぶん、日本語から訳した表現っぽいんですが、こういう風に、かくかくした表現は、たまには良い結果になるんだと思いました。なんで、日本人の皆様も、自信をもって英語を話しましょう!やたらとスラング使う必要もないのです。

 でもその後、「Witnessと言えばさ~、イタリア人(つまりイタリア系アメリカ人)ってのは、"ホニャララ、ホニャララの witness" が嫌いなんだよな」と言うのです。で、この「ホニャララ ホニャララ」ってのは、私が今まで聞いたことがない言葉だったので、私が今思い出せないだけなんですが、その「なんとかWitness」ってのは、キリスト教のとある団体だそうで、個人の家を回って、バイブルを売り歩く人たちだそうです。で夫が、「でも、イタリア人ってのは、すべてのWitnessが嫌いなんだけどさ!」と言って、一人でケラケラ笑ってるのです。で、私が、「それって、イタリア人は、みんな犯罪者ってこと?」と言うと、どうやらその路線で理解して良いようです。「Witness」ってのは、動詞だと「目撃する」で、名詞だと「目撃者」って意味です。で、「イタリア人はみな、目撃者が嫌いだ」ってのは、犯罪を犯して、そこに目撃者がいれば、当然その目撃者にはいてほしくないわけで、そう意味でこの「ジョーク」(私としては、全然ジョークと思えないんですけど)は終了するようです。

 で、私が「それってすんごい偏見なんじゃない?」と言うと、「そうだね」と。でも、それがアメリカでのイタリア系に対する「ステレオタイプ」なんだそうです。すんごいお話し。その証拠に、夫が店にいたスタッフ(アメリカ人男性)に、同じジョークを言ったところ、するっと通じたのです!で、その人も、「そのジョーク、気に入ったんで、他で使わせてもらう」と言うのです。え、そんなもんなの?ようわからん。そんなこと、平気で言っていいの?しかし、どうやらそうらしい。皆さま、アメリカ人が言うジョークってのは、このようにつまらんものである場合が多いのです。これは、言葉がわからんとか、そういうレベルのもんじゃないんです。アメリカ人のジョークのツボにはまるかどうか、なんです。だから、日本人の私には、チンプンカンプンな場合が多いんです。意味を全部説明してもらっても、全然面白くないんです。「だから、なんなの?」ってなもんです。わかろうとも思わない私です。

 ところで、そんなピザ屋を出た後、私たちは近くを散策することにしました。で、アンティークショップに行きました。何も買わなかったけど、見るだけで、こういうのは楽しいものよね。

 とまあ、そんな土曜日を過ごしました。


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2016年2月18日木曜日

Just crash it down?

「ただ押しつぶせと?」

 今日は、この地域の人々がここ2,3日待っていた日。ななんと、二月だというのに、今日は華氏70度代になるというのです!でも来週になれば、また冬に戻るというので、この陽気を楽しみたいなら、今日しかない!ってんで、地元の天気予報を見た夫は、「今日はバイクで会社に行く」と、豪語しました。しかし、いつも会社に持っていくランチバッグが、バイクのカバンに入らない!
「無理せずに、車で行ったら?」というと、
「それじゃ、簡単すぎる」
という夫。なぜかこの人、「簡単すぎる解決方法は、好みじゃない」そうです。そこで、ランチバッグをバイクについている取っ手に括り付けるも、走っている間に後ろに吹き飛ばされるのは、一目瞭然。(私には。)で、
「中身だけ出して、(どうせ買い物の袋に入ってるんだし)、カバンに入れたら?」
と、私はランチバッグに入っていたランチを、バイクのカバンに押し込んだら、思った通り、入りました!
「ほらね、入ったでしょ。」
「でも、ランチバッグはどうするんだ?ただ押しつぶせと?」
と夫が言ったのが、今日の一言。夫のランチバッグってのは、今の会社から支給されたもので、(この会社、会社のロゴが入ったものしか会社に持ってけないみたいです。)ナップサックみたいな生地なんです。だからプシュッと押しつぶせば、小さくなるのです。私としては、❝Why not?"ってな案だと思うんですが、結局夫は、その他の細かい中身をランチバッグから全て出して、バイクのカバンに突っ込みました。ってことで、ランチバッグは❝Crash down”されることなく、私が引き取ることになりましたとさ。


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2016年2月11日木曜日

Women in need

「助けが必要な女性たち」

 先日、地元ニュースを見ていると、何やら不思議な言葉が聞こえてきました。カンザスシティ出身のラッパー、Tech N9ne(テックナイン)は、年間250回もコンサートをするそうですが、「演奏が良ければ良いほど、ステージに投げられるブラが増える」というのです!

WHAT!

ってことは、彼らのコンサートに行った(クレイジーな)女性ファンは、ノーブラで家に帰るってことですか?演奏に夢中になって、ブラを外して、ステージに投げるってことっすか?ようわからん。

 しかしですね、このお話し、ずいぶん意外な展開を見せるのです。実はこのラッパー、母がドメスティックバイオレンスの被害者で、シェルターにいた時期があったそうです。そういう経験をしているので、Women in needとその子供たちの味方になりたいそうで、このステージに投げられたブラを、女性のシェルターに寄付したんだそうです。まあ、それは立派な行いではございませんか。初めの、「ステージにブラが投げられる」ってのから、全く考えられないお話し。でも事実だそうです。で、そのストーリーを伝えていた地元ニュースは、下のアドレスをクリックすると、見れます。

http://www.kshb.com/news/local-news/women-throw-hundreds-of-bras-at-kansas-citys-tech-n9ne-what-he-does-with-them-will-surprise-you

 ところで皆さん、話題になってる「ブラ」ですが、日本語だと、しっかり第一番目の「ブ」に力が入れられますよね。ところが、英語だと、「ブ」はとっても短くて、後ろの「ラ」がなが~く引き伸ばされるのです。気分的には、「ブラ~~~~」って感じ。でもって、ブラってのは、カップが二つあるので、こういうのは、「複数形」になるんです。日本語の場合、「くっついてれば一つ」が数に関する基本感覚かと思いますが、英語だと、途中でつながっていようが、離れていようが、同じものが二つあれば「複数」なんです。なんで、「ハサミ」を意味する "scissors" ってのも、ばっちり複数形です。なんで正確に言うと、「ブラ~~~~ズ」って感じで発音してください。


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2016年2月3日水曜日

Oh boy

「やれやれ」

 実は私、先週から風邪を引いておりまして、先週のほとんどは、全く声が出ない状態でした。私が風邪を引くと、喉が弱いので、咳はひどいわ、声は出ないわで、それはそれはひどい状態が長引くのです。とある夜、夫が仕事から帰ってきたので、「お帰り~!」と言おうと思えど、声が出ない!そんな私を見た夫は、喉を両手で絞めて、「声が出ない!」という演技をした後、〝Save your voice"と言って、立ち去っていきました。

 しかし、全く声が出ない状態から、ほ~んの少しなら、声が出るという状態に移行した頃、夫に「今日は、少しは声が出るわ!」と言うと、夫から返ってきたのが、今日の一言。夫曰く、私はいつもしゃべりすぎるので、声が出ない状態がちょうど良いということです。"You are going to be talking all day long" とのこと。うん、一理ある。まあ、大変でしょうね~、私みたいによくしゃべる人と暮らしていると。

 で、今日の表現ですが、"Oh boy" ってのは、「男の子」ってのと全く関係なく、こんな風に予期せぬことが起こった時に、驚きを表すって感じで発せられます。


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