「我等は、『死』を既に打ち負かしたのだから!」
今日は、普段と違うアプローチで一言をご紹介。今朝のニュースで、チリのワールドカップのコマーシャルが話題を呼んでいると言ってました。2010年のチリ鉱山事故の生存者から、ワールドカップのチリ代表達へ、熱い熱いメッセージ。原語はスペイン語なので、私が見たニュースの画面には、英語訳がこんな風に載ってました。
We knew outside millions of Chileans believed in us
And this soil was witness to all of this
That's why will take this soil to Brazil
To the practice field of our national team
To fill it up with hope and courage
And show the world that nothing is impossible for a Chilean.
Spain is tough?
Netherlands is tough?
We don't fear the 'death group'
We don't care about death!
Because we defeated death before!
ってことで、今日は最後の一文を引用させていただいたのですが、もう、涙涙じゃございませんか。簡単に訳すと:
外では何百万人というチリ人が、我々を信じていたのを知っていた。
この地は、それを全て目撃している。
だからこそ、この土をブラジルに持っていこう。
我が祖国のチームが練習している、あの場所へ。
希望と勇気で満たされるように。
チリ人にとって、不可能なものは何も無いと、世界に示す為に。
スペインは強い?
オランダが強すぎる?
「死の組」を恐れないのが、我々だ。
死など気にしないのだ!
我等は既に、「死」を打ち負かしたのだから!
ってな感じです。
私にとって、“Death group"ってのが、「はてな?」だったのですが、インターネットで調べたら、ワールドカップではよく使われる言葉なんですね。日本語では「死の組」というそうで、要するに同じグループに強豪がワンサカといる状況らしいです。きっと今回のワールドカップでは、チリが入っているリーグに、強豪の「スペイン」と「オランダ」がいるのかと思います。で、この状況にいるチリの選手達に、70日間鉱山の下に生き埋めになった生存者が、「既に死を打ち負かしたのだから!」と、エールを送っているってわけです。「死ぬべき状況にあった人々」が、死を打ち負かして生き抜いた!というのが、とっても納得し、リアリティーのある映像で、見ていると涙がウルウルしてくるのです!本当に、そんな状況を克服できるのなら、不可能なんて無いと思えるのです。とっても力強いメッセージは、下でどうぞ。(全て、スペイン語です!)
https://www.youtube.com/watch?v=UV-vgR2dZlA
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