「それは、引き下がる合図だ」
最近、「American Pickers」というリアリティーショーを予約録画するようになりました。前からこの番組の存在は知っていたのですが、ある日、同じ番組ばかり見ている自分に気付き、「新しい予約録画番組を開発しよう!」と思って色々見ている時にこの番組にぶち当たり、採用することにしました。この番組に出てくる二人組みは、アイオワ州にあるアンティークストアのオーナー。いつも会社のロゴが入ったバンに乗って、アメリカ中をドライブし、隠れたアンティークを掘り出してくるという番組です。彼らが見つけたお宝はもちろんアイオワ州のアンティークストアと、最近テネシー州ナッシュビルにオープンした2号店で実際に販売されます。だから彼らも値段交渉の時は真剣。実際に利益が出る物しか買いません。やはりプロで、きちんと売れるものを知った上で発掘するし、そういうのは見てて気持ち良い。アメリカの歴史も学べるしね。やはりこういう仕事をしている人は「こだわり」があるというか。
で今日の一言は、この二人組みの一人が言った一言です。元遊園地だった場所に行き、その古びた遊園地の「観覧車」だとかを買いたいと交渉するのですが、持ち主が目に涙をウルウルしながら、「これはね~」と言ってるのです。今は初老となったその男性が、子供の時からあった遊園地。彼の人生そのものなのです。いくらお金が儲かるとは言え、それを手放すのは忍びないというのが、ありありのシーンで、持ち主が本当は売りたくないのは明らか。それで、Amerikan Pickerが言ったのが今日の一言って訳です。彼も、「手放したくない」って気持ちがわかるというのです。で、その後どうなったかと言うと、遊園地に関係無い物を発掘する事にし、「コカコーラ」の看板だとかを購入しました。こちらの方は、オーナーも全く未練無し。両者ハッピーな交渉でした。
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