「笑わせてくれるぜ!」
”Crack me up"ってのは、「大笑いさせる」とか、「超ウケル!」てな意味です。Crackだけだと動詞では、「ひびが入る」、「パチンと割れる」なんて意味なんですが、今日の表現のように”Crack (人) up"になると、「(人)をゲラゲラ笑わせる」ってな意味になるんですね。今朝、会社に行くのに、やっと起き上がった夫が言った言葉です。なんで私が夫を「ゲラゲラ笑わせた」かと言うと、ムックリ起き上がって、私が何年か前に買ってあげた(確かクリスマスプレゼントと記憶する)ガウンを夫が着出したので、「チャララララ~ン」と、「ゴッドファーザー」のテーマ曲を歌ってあげたからなんです。夫がそのガウンを着ると、「ゴッドファーザー」ってな雰囲気でね~。マフィアの貫禄有り。それが可笑しかったのか、今日の表現が返ってきました!
他の例をもう一つご紹介すると、私がFacebookに「フルーツケーキ大好き!」と投稿した時に、友人が”You're cracking me up!"とコメントされました。アメリカ人は、なんとフルーツケーキが「大嫌い」なんです!これは食わず嫌いだと私は思うんですが、とにかくアメリカ社会には、「フルーツケーキは気味悪い!」ってイメージが定着しているんです。これは、クリスマスのプレゼントとしてたらい回しにされて、何年も前の物を、また贈り返されるってな事があるイメージがあるらしいのです。で、更にひどいことには、フルーツケーキを飛ばして、その距離を競い合うコンテストまであるのです!私は、このアメリカ人の食わず嫌いは、フルーツケーキに対する侮辱だと思うのです!フルーツケーキは美味しいです!ただ単にイメージだけで、気味悪がって、投げ飛ばすなんて、罰が当たるというものです!で、試しにこれまた食わず嫌いだった夫にスーパーで買ったフルーツケーキを食べさせたところ、「ウマイ!」と大感動。ほらね、やっぱ食わず嫌いなんじゃんと、私は鼻高々になりました。で、そのフルーツケーキを食べながらFacebookをしていた時、ふとこの意見を世界に問おうと思いつき、「フルーツケーキ大好き!フルーツケーキを嫌いな奴は、一回も食べた事が無いはず!」とまず投稿し、それでも気が済まなかったので、自分の投稿に「いいね!」をしてから、「Twizzlersは好きなのに、なんでフルーツケーキは嫌いなのよ~!!」と、私が普段思ってたことを、ぶちまけました!だってね~、「フルーツケーキの中の緑や赤の物体が気味悪い」というのなら、(実際にテレビでそういうコメントを聞きました)、Twizzlersなんて食べられるわけがありません!(因みにTwizzlersってのは、こんな物)で、この私の爆発を、ケラケラと笑った友人も、同じ表現を使ったというわけです。彼女は、このアメリカ最大の矛盾に気付いた一人のはず。アメリカの世のためになれたので(?)、少々、気が済みました。
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