「白雪姫は、二重人格だ」
最近、私達が見ている番組が、「Once Upon A Time」。 日本でもNHKのBS海外ドラマで放送されているよ うですね。アメリカで現在放送されているのが、 シーズン5だと思うのですが、私達は最近、Netflixで見出しました。現在、 かなりオンタイムに近づいて来ているのですが、最近、「白雪姫」 の様子がおかしい。なんか、「ちぐはぐ」なんです。 おとぎ話と現代の違いがあるというのはわかるんですが、 それ以上に「矛盾」があるような気がするんです。 連続テレビドラマは、視聴者が飽きる事を嫌って、 話しに抑揚をつけるために、 筋書きがかなり違ってきたりすることがあるんですが、 それにしても、なんか納得出来ぬものが、私にはあるんです。 それを夫に言うと、「彼女は二重人格だよ」との返事が。フム。 そうかもしれぬ。でも、というよりも、 話しを複雑にしようとする、 脚本家の意図がメキメキ見えてきたというのが、 本当のような気がします。この辺がチョイと残念な気がします。
私、基本的に「実話」が好きなんですが、それがなぜかと言うと、 「実話は実話であって、決して嘘をつかない」からです。 事実に従って書いてあれば、実際に起こった事ですから、 決して矛盾や嘘が存在しません。 実話を物語化するのに大変なのは、「事実を発見する」 事でしょうね。歴史に埋もれた事実を発見するなんて、 大変じゃないですか。
とまあ、話しが逸れましたが、「Once upon a time」 ってのは、おとぎ話が「むか〜し、昔」で始まるのと、 同じ感覚です。
でもって、もう一つ加えると、このドラマを夫と一緒に見てて気付いたのが、「子供の時に読んだ童話が、かなり違う」ってことです。私が「桃太郎」とか、「浦島太郎」とか、「かぐや姫」とか、「さるかに合戦」とか、「花さか爺さん」とかを読んでいる間、夫は「ピーターパン」とか、「ジャックと豆の木」なんかを読んでいたと推察できます。私は、これらの物語の題名は知っていても、内容まで詳しく知らないのに、夫は、「え?キャプテン・フック?ピーターパンに出てくるじゃん」と、当たり前のように言うのです。私思うんですが、アメリカ人のこうした童話の知識力は、きっと「ディズニー映画」に大きく左右されているような気がします。「ディズニーが映画を作っていれば、知っている」と、私は見た。