2008年9月11日木曜日

Get out of here, kids!

「ここから、出て行きなさい!」

 我が家の隣には、4人の男の子と2人の女の子がいます。一番上の子でもまだ7歳くらいだと思うんですが(今ふと気付いたけど、ってことは、奥さんほとんど毎年子供産んでたのね)、彼らが友達と一緒に我が家の前庭で遊んでいました。私としては、自分の子供が他人の家の庭で遊んでいたら、速攻で注意して、外に出させると思うんですが、親達はそんな子供達を見ても、何も言いません。
「アメリカでは、そういうのが当たり前なの?」
と夫に聞いたところ、
「いや、そんなことはない。これは、他人の家への不法侵入だよ」
と言いました。柵を作った方がいいのだろうか、植木で境界線をはっきりさせようか、などと私が提案しましたが、夫はあまり乗り気じゃない様子。でも、子供達の我が家への侵入は止まりません。

 で、とある日、また子供達が我が家の前庭で遊んでいます。セキュリティーカメラのモニターに映る子供達(我が家には防犯用のカメラが設置してあって、家の中から家の周りを見ることができます)を見て、どうにも我慢できなくなった私は、
「あーもー我慢できない。子供達にこっから出てくように言ってよ!!!」
と夫に訴えたところ、かっこよく(?)上の言葉を言ってくれた次第です。子供達は蟻の子のようにピーッと散らばっていき、それ以降、私たちの前庭で遊んでいるのを見なくなりました。ヤッピー!!

 それでも、子供達は私がいい人だと思っているのか(本当は夫以上に彼らを追い払いたかったんだけどね)、私を見かけるたびに手を振るし、この間は「カタツムリ見つけたよ」といって、バケツに入ったカタツムリを見せてくれました。フフッ、子供達に嫌われることなく追い払えて、作戦大成功よ。