2012年7月25日水曜日

This is a construction zone!

「ここは、工事現場なんだ!」

 猛暑がふるっているカンザスシティ、なんだか、暑い気流が大気を渦巻いているらしく、全然、逃げていってくれません!でも、今晩は雨になるそうだから(!!!)、少々涼しくなるそう。そんな昨今、会社の冷房が追いつかないのか、私達の部署がある地域だけ、華氏88度なんだそうな。でも、なぜか私の部屋はいつも涼しく、快適に仕事をしていると、我が部署の長が私のオフィスにやって来て、「今日は暑すぎて仕事になんないから、帰っていいわよ。帰りのタイムカードは、そのままにしておいてね。経理には私からメールして、ちゃんと定時間働いたことにしてあげるから。」ということで、涼しい部屋に居ながら、皆が帰ったし、早引きしても、8時間つけてくれるってんで、トットと家に帰ってきました!

 さて、早々到着した我が家、現在何が行なわれているかというと、なんと、裏庭の柵の修復!ていうか、全部初めっからやり直しっていうか、3週間ほど前にあった嵐で、古い方の柵が崩壊し、どうしようも無い状態になったので、新しい方も全てやり直しました。で、今日は一大プロジェクトの日で、隣の裏庭が低くなってる方に、コンクリートで土台を作るという作業をやったそうです。で、私が喜びいさんでボジョの手綱(?)を握り、カメラを抱えて写真パシャパシャ撮っていると(殆ど観光客気分)言われたのが、今日の一言。「ここは、工事現場なんだから、出てけ~!」てな事です。ハイハイ、女、子供(犬)の出る幕じゃあないわけね。ど~せ、私達は邪魔者なのねと、すごすご退場。(でも、ホントはニヤニヤしてたんだけどね。鬼嫁!こういう時の夫の扱いには慣れているので。)まあ、大人ぶってカワイ~と思っていたら、コンクリートを混ぜる機械をレンタルしてて、それを返すのに、「あと1時間半しかない!」と焦ってたそう。大人ぶってた訳じゃないらしい。今朝の8時から炎天下の肉体労働。「疲れた~!!」はい、今日は優しくしてあげたほうが、良さそうです。


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2012年7月21日土曜日

We are the square

「お互い、貸し借り無しだ」

 NBCの人気ドラマ“The Firm”からの引用です。このドラマの主人公ミッチは超有能な弁護士で、その昔シカゴのマフィアのボスを刑務所に入れた人。そこで、現在のマフィアのドン、刑務所に居る大御所の息子が、ミッチに恨みを持ったため、ミッチとその家族は、ワシントンDCに隠れていたんですが、シカゴマフィアがある日、ミッチの事務所に現れます。でもその理由というのが、仕返しではなく、なんと彼の友達が殺人犯として裁判にかけられるので、その弁護をして欲しいというもの。友人は無実だと信じているマフィア青年(と言って良いんでしょうか?でも、若くてかっこいいのよ。)は、「彼の弁護をしてくれれば、これまでの貸しは帳消しにしてやる」と言います。そこで、ミッチはこの機会を見逃せば、一生マフィアから逃げられないと思い、弁護を引き受けることにしました。

 でも調査をしているうちに、彼の友人は本当にはめられていて、その殺人の真犯人は、なんとロシアのマフィア!ということが判明。でも、更なる一大事件は、そのロシアマフィアは、アメリカのFBIに情報を流している人で、FBIのとある上級官が、「彼を見逃せ!彼の情報はアメリカにとって必要だ」というのです!ただ単に一殺人事件(それも無実の人)の弁護だと思っていたら、こんな大きな組織が陰で動いていたとは!ってなとこで、先週は終わりました。このドラマの特徴は、この弁護士ミッチが「小さな事件だと思っていたら、社会を揺り動かす重大事件!」に知らぬ間にかかわっていて、彼がいつも逃げ回っているということです。ハラハラドキドキがいっぱいで、飽きることがないので、私のお気に入りのドラマです。そんなドラマを見たい人は、下のオフィシャルサイトをクリック!ビデオも見られます!

http://www.nbc.com/the-firm/

 言い忘れておりましたが、“square"ってのは、「正方形」ってな意味です。でもこの場合は、「あなたと私が均等」とか、「同等」とか、「同じ長さ」って事で、要するに「貸し借り無し」って事です。


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2012年7月6日金曜日

I say a little prayer

「小さな願い」

ジュリア・ロバーツの「My Best Friend's Wedding」という映画、見たことあるでしょうか?私は映画館では見たことが無いのですが、ネブラスカ州オマハに住んでいた留学生時代、この映画をテレビで見て、その時たまたま「録画」したんですね。ケーブルテレビなんて無かった留学生の私にとって、テレビで放送された好きな映画を録画するのが、せいぜいできることで、この映画、何度も見ました。特に気に入っていたのが、今回のお題となった“I Say A Little Prayer"をレストランで歌うシーン。何度見ても超可笑しくて、ついつい、連続して見てしまうシーンです。このタイミングとか絶妙ですね。今日、偶然このYouTubeのクリップを見つけて、「懐かし!」と、またまた百回ほど見てしまいました。(冗談抜きで)なんか、オマハのあの狭い安アパートに舞い戻った気がして、涙物。もちろん、映画そのものも懐かしいんですが、それよりも、オマハでの留学生時代にヒューっと突入した気分です。人生にはいくつか、そんな「あの日、あの場所」的な思い出深いものがありませんか。このシーンは私にとって、留学生時代の苦しかった感覚を彷彿と思い起こさせるもので、「あの頃は、良く頑張ったな~」と思ったのです。まともに英語も話せないのに、誰も知り合いが居ないアメリカに一人で渡って、死ぬほど苦労する。今なら、とてもじゃないけど出来ません。若かったから出来た事と、つくづく思います。そして、「若いうちに苦労しておいて良かった」とも、つくづくつくづく思うのです。今の私のアメリカ生活で、「英語で死ぬほど苦労する」ということはありません。でもそれは、留学生の時、「死ぬほど」(冗談抜きで)苦労したから、今の自分があると、本当に思うのです。「こんなに頑張ってくれて、ありがとう!」と、若き自分に深い深いお礼を言いたい気分なのです。どれだけ苦労したかと言えば、大学受験の100倍は軽く超えていると、思うのです。言葉じゃ表せません。そんな個人的な思い入れが押し込められたビデオ、下をクリックしてください!

http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=d-J4xYOxJ9w

第二シーンに出てくるジョージの台詞も、天才的。ああ、こんな脚本が書いてみたいと、沸々と情熱が掻き立てられる映画です。

ところで、このオリジナルの曲は、Aretha Franklinが歌ったのが有名らしいです。若き彼女の歌ってるのは、こちら。

http://www.youtube.com/watch?v=STKkWj2WpWM


あ~、このモータウン感覚、とってもいいわ。深く突入してしまう世界です。デトロイトに行って、「モータウン見学」したい気分です。

言い忘れましたが、この「小さな願い」ってのは、"I say a little prayer"の邦題です。


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