2014年11月6日木曜日

Snow White has a split personality

「白雪姫は、二重人格だ」

 最近、私達が見ている番組が、「Once Upon A Time」。日本でもNHKのBS海外ドラマで放送されているようですね。アメリカで現在放送されているのが、シーズン5だと思うのですが、私達は最近、Netflixで見出しました。現在、かなりオンタイムに近づいて来ているのですが、最近、「白雪姫」の様子がおかしい。なんか、「ちぐはぐ」なんです。おとぎ話と現代の違いがあるというのはわかるんですが、それ以上に「矛盾」があるような気がするんです。連続テレビドラマは、視聴者が飽きる事を嫌って、話しに抑揚をつけるために、筋書きがかなり違ってきたりすることがあるんですが、それにしても、なんか納得出来ぬものが、私にはあるんです。それを夫に言うと、「彼女は二重人格だよ」との返事が。フム。そうかもしれぬ。でも、というよりも、話しを複雑にしようとする、脚本家の意図がメキメキ見えてきたというのが、本当のような気がします。この辺がチョイと残念な気がします。

 私、基本的に「実話」が好きなんですが、それがなぜかと言うと、「実話は実話であって、決して嘘をつかない」からです。事実に従って書いてあれば、実際に起こった事ですから、決して矛盾や嘘が存在しません。実話を物語化するのに大変なのは、「事実を発見する」事でしょうね。歴史に埋もれた事実を発見するなんて、大変じゃないですか。

 とまあ、話しが逸れましたが、「Once upon a time」ってのは、おとぎ話が「むか〜し、昔」で始まるのと、同じ感覚です。

 でもって、もう一つ加えると、このドラマを夫と一緒に見てて気付いたのが、「子供の時に読んだ童話が、かなり違う」ってことです。私が「桃太郎」とか、「浦島太郎」とか、「かぐや姫」とか、「さるかに合戦」とか、「花さか爺さん」とかを読んでいる間、夫は「ピーターパン」とか、「ジャックと豆の木」なんかを読んでいたと推察できます。私は、これらの物語の題名は知っていても、内容まで詳しく知らないのに、夫は、「え?キャプテン・フック?ピーターパンに出てくるじゃん」と、当たり前のように言うのです。私思うんですが、アメリカ人のこうした童話の知識力は、きっと「ディズニー映画」に大きく左右されているような気がします。「ディズニーが映画を作っていれば、知っている」と、私は見た。