2014年5月29日木曜日

I can't look at this

「見てられない」

 と言ったのは、夫の従弟。先日、メモリアルデーの一日前に、姉の家でパーティーがありました。最初は、姪の卒業パーティーの代わりと言っていたのですが、そんなことはさておきの、親戚総出のドンちゃん騒ぎ。(と言ってもいつもの事。)私はその日、超忙しかったので、料理は全くせず、前日に料理をしなくてもよい品々をスーパーで購入しました。

 でもって、夫の従弟が今日の一言を呟いたのは、彼の11歳の娘が、18歳の私の姪の服を着て、化粧をしていたからです。アメリカ少女の成長は、異常に早いですからね~。私が11歳の時、化粧をするなんて、考えられなかったし、第一、身近にそんな物は存在しなかったですから、もちろん化粧をして遊ぶなんてことはありえませんでしたが、アメリカ女子は、そういう事への関心度がとっても高いです。大人の真似をするのが楽しいって感じですね。11歳でありながら、超ミニスカートにハイヒール履いて、ジャケット着ていると、まるで(売春婦)のよう。これは若き父親にはきつ過ぎるようで、私の方を向いて、助けを請うような眼差しで言ったのが、今日の一言ってわけです。

 そんなお父さんには申し訳ないんですが、この11歳女子と私はベストフレンドとなり、「大人ごっこ」をして遊びました。(なんか変な表現ですか?)売春婦のような少女が気取ってファッションモデルのように歩く真似をするのを、ケラケラ笑って見ていた私。(ああ、ごめんね、お父さん。)で、その後、タバコを吸う真似とか、お酒を飲む真似とか、大人のようなゴシップ口調とかで話したがるので、私が彼女の事を、“Girlfriend"って呼んであげたら、超大うけ!(私、こういう話し方は、夫から訓練受けているので、お手の物。)これで、二人で息が切れるほど、心臓発作が起こりそうなほど、笑い転げました!こうして、私のベストフレンドとなった夫の従弟の娘。夫に、「彼女と絶対別れるな!」と、指つき立てて、命令していました。で、夫と私が帰る時、私達の車に来て、「今度の土曜日、なんとかモールの何々店の前で待ってるわ」(これも、大人言葉遊びです)という11歳女子。彼女にとって一番クールな場所が「モール」であるのが、まだまだ11歳の証拠です。


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